昨日のテレビ番組で世界の空港の特集を紹介していたが、その中でオーストラリアのシドニー空港でのアメリカ人ファミリーと税関職員とのやりとりで、お菓子とビーフの持ち込みが申告されていないところから没収の上、日本円で22000円の罰金が科せられていた。
食品の持ち込みに関して最も厳しいと言われているオーストラリア入国だが、昨年の今頃に様々な資料で情報を調べていたので懐かしく思った。
シドニー空港からパースへ国内線で乗り継ぐ時間が厳しい状況だったので成田からシドニーへの日本航空771便が遅れないことを願って機内で過ごしていたが、何とか定刻通りに到着。機内で貰った優先パスで入国審査と税関を通り抜け、カンタス航空の国内線受付窓口でチェックインを済ませ、移動のバスでターミナルの搭乗口へ行ったら搭乗が始まっていたのでぎりぎりだった。
情報入手で最も心配だったのは服用している薬のことで、お世話になっている医院で処方箋や薬の全てを英訳して貰っていたので気分的に楽だったが、万が一に備えて揃えていた一般的な市販薬もすべて未開封の物を購入して持参。全てに英語で効能について添付しておいた。
それらを服用することは一度もなく持ち帰ることになったが、外国に行くなら徹底的に相手国の情報を入手してから行くべきである。
最近に多い問題が3つある。一つは麻薬の運び屋として巻き込まれないように気を付けること。二つ目はクレジットカードをおかしな店で使用しないこと。3つ目は持ち込むスマホやパソコンのセキュリティー高めておくことである。
国会で政府の安保法案に関して騒がしい。自民党の議員が保身の姿勢で「おかしいこと」に「おかしい」と言わないことは不思議なこと。言わないより「言えない」環境になっているとすると深刻な問題で、総理を「裸の王様」にしないように願っている。
オーストラリアで戦争に関する博物館を幾つか見学したが、太平洋の島々にいた日本兵に投降を呼び掛けるビラの実物を目にして衝撃を受けた。国民を守ることは重要なことだが、専守防衛や集団的自衛権の行使と、憲法9条の解釈は間違ってはならないことは当たり前のことである。
さて、街の中を歩いていると飲食店の入り口に掲げられている案内看板が面白いことに気付く。ある蕎麦屋さんでは「心を込めて準備中」と「一所懸命営業中」の看板があるし、別の食堂では「営業中」「休憩中」「準備中」という看板もあったが、ある居酒屋寿司店の昼の営業時間が過ぎて夕方にオープンするまでの時間帯に掲げられている看板に思わず笑ってしまった。
「まだダメ」とあったからだが、店内もスタッフもさぞかしユニークなのだろうと想像した。
病的な偏食があるところから、初めて入ることに強い抵抗感を覚えてしまうので困るが、最も無難なのがお好み焼き店。昔は何も入れずに野菜だけの特注をお願いしていたが、最近は「イカ入り」を食べられるようになった。
管理人さんと一緒に何度か行ったことのあるお気に入りが阿倍野の「たこ壺」だが、明石焼きの注文をするのに「タコ抜き」を頼むのだから笑われている。
今日の写真はオーストラリアの博物館で撮影した日本兵へ投稿を呼び掛けるビラを。
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