ご多忙を極めておられる管理人さんにお願いをして買い物にご一緒していただいた。明日に住民投票を迎える日なので天王寺駅周辺は政党の車で賛成や反対を訴える大音響のスピーカーが騒がしい。歩道橋の上は反対派と賛成派が入り混じってビラ配りをやっていたが、受け取る人は極めて少なかった。
目的のコーナーへ行って購入する物を決め、重たいので後日に宅配して貰うことを決めて来たが、届いた際にまた管理人さんのお世話になるんで申し訳ない思い。
いつもお会いすると「お好み焼き」店に行くのが定番だが、2人のお気に入りの「たこ壺」の開店までまだ時間があり、天王寺駅のビルにあるお好み焼き店へ行った。
この店は鉄板の上で食べるところではなく、鉄板に乗った物をテーブルに運んで来るシステムだが、途中で鉄板の温度が冷めてしまって美味しくなかった。
メイン料理の他に一品として「明石焼き」みたいなものを注文したら、運ばれて来た物を見てびっくり。メニューパンフの写真からすると信じられないほど小さく、添えられていた野菜も疑問を感じた二人だった。
そんな思いから片付けに来た女性スタッフにアドバイスを。「騙されたと思って『たこ壺』で明石焼きを食べて来なさい」と伝えたが、初めて耳にした店名だったようだった。
お好み焼きもグローバルに変化している。今日入った店は全国展開しているし、あちこちのホテルや外国にも出店しているが、お好み焼きにうるさい我々には不評だった。
この店とは別グループの店だが、過去にハワイのホノルルの「お好み焼き」店へ4人で入ったことがあるが、そこでも勝手な思い込みで美味しくないので大阪の我々には合格点を与えることは出来なかった。
下町の庶民の味だったものが進化してレストランみたいな雰囲気になっているところもあるし、様々な種類のワインを置いているところも存在しているが、原点を忘れてしまうと一方通行になってしまう。
多くのお好み焼き店を知っているが、遠い昔の懐かしさを感じる店が少なくなっている現実が寂しいところ。
源ヶ橋から生野本通商店街を東に向かい、疎開道路を超えて300メートルほど行くと交番所があるが、そこから東へ100メートルほど行くと右側に精肉店と美容室があり、その間の路地を入ったところに「みっちゃん」という「お好み焼き」店がある。
何人か友人達を連れて行ったことがあるが、誰もが「昔のお好み焼きの味だ」とびっくりする。お勧めの店なのでどうぞ。
今日の写真は「みっちゃん」の店内に掲げられているメニューの絵。息子さんが随分昔に描かれたものである。
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