70才になったらオーストラリアへ行こうという約束があった。20年ほど前、我が家が英会話教室の会場になっていたことがあり、カナダ、アメリカ、オーストラリアの若い人達が講師として担当されていた。
受講されていた人達の中に友人も多く、冒頭の会話が交わされることになり、同じ行くなら豪勢にと積立でも始めるかと話し合っていたのだが、その後に数回の入院があり、体力低下を感じ始めたところから動ける内にと決めたのが今回の旅。完全な個人旅行なので果たして大丈夫だろうかという思いも抱いている。
冒頭の約束をしていた友人達には抜け駆けみたいになるが、みんな事情を理解してくれ了解してくれたので安堵。しかし、旅行で土産を持ち帰ることが嫌いな性格なので大変である。
何処へ行っても誰には何をと考えることは苦痛の種。そこで一切土産なしという姿勢を貫いて来たこれまでだが、社員に対する物や、妻が友人に持ち帰ることまでは制限していない。
今回は6回も嫌いな飛行機を利用する。その内の伊丹と成田往復を除くと4回の搭乗でアメニテ・グッズが夫婦で8個も貰えることになる。それも土産と考えれば精神的負担が少し休まることになる。
昨年にデルタ航空で持ち帰った4個は、思っていた人達にプレゼントしたが、おかしな物より喜ばれた事実があるので今回もと考えている。
航空会社によっては男性用と女性用を用意してくれているところもあるが、今回利用する日本航空とカンタス航空は果たしてどうだろうと興味を抱いている。
ネットで機内食の確認も可能なのでチェックし、予約はしなかったが、往路は「和食」と「街の洋食屋さん」を選択し、到着前の朝食は二人共洋食に決め、復路は洋食と和朝食にする予定だが、和食は炊き立てのご飯があるそうで歓迎である。
カンタス航空の機内食は不明だが、シドニーとパースで約5時間。パースとキャンベラ間で3時間半なので間違いなく機内食が出ると思っているが、キャンベラ到着が午後10時を回る便なのでホテルに到着したら午後11時を過ぎるだろう。
ネットで搭乗する予定の飛行機の運行情報を調べているが、22日の日本航空771便は出発が2時間以上も遅延。もしもこの日に搭乗していたら次の日の朝にシドニーで乗り継ぐカンタス便に間に合わなかったことになる。
折り返して成田へ向かう772便も煽りから2時間以上の出発遅延となっていたが、これらから判明して来ることは同じ機材で効率よく往復していることで、夕方に成田に到着した便を機内清掃を済ませ、機内食の準備を積み込み、安全に関する整備点検を済ませて午後8時前に出発させ、シドニーに早朝6時過ぎに到着、同じことをして午前8時過ぎに出発させるローテーションみたいで、そう思うとよく働く飛行機である。
しかし、この2時間というのはずっと影響が続くことになり、代替機で対応して通常運航に戻すしかなく、このままならこれから搭乗予定の人達に大きな影響が及ぶことになると思っていたら、23日と24日に少しずつ取り返したようで、きっと機内清掃や機内食の積み込みなどを迅速にしていると想像するが、安全運航に関して整備の手抜きだけはしないようにと願っている。
今日の写真は利用する日本航空771便のページにあったもの。美しい夕景の中に機影が見えるので素晴らしい一枚と思った。
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