バージン・エアの日本便の最終便が飛び、我が国内からその翼の姿を目にすることがなくなった。
スカイマークの民事再生問題もあって神戸空港を運営する自治体も困惑、今後の展開がどうなるのか心配する昨今だが、今度はカタール航空が日本便の撤退を予定しているようなニュースがあった。
カタールはサッカーの「ドーハの悲劇」で一躍知られるようになったが、埼玉県と同じ広さの半島の国。国民の67%が国教であるイスラム教を信仰し、石油と天然ガスの資源に恵まれ、7世帯の内で1世帯が金融資産100万ドルを有する長者と言われ、国民総生産も世界のトップクラスにランクされている。
そんな国家にある航空会社なので航空ファンには注目される存在となっているが、国際線を利用する人達に英語ではないアラビア語が理解出来る人は少ないので言葉の問題から敬遠されている背景があった。
世界の航空会社の提携グループは3つに分かれているが、同じグループの飛行機を乗り継いで世界一周を出来るチケットも売り出されており、区間の正規料金からすると随分と割引されているのでマイレージの取得を目的とする人達が利用しているみたいだが、体力がなければ乗り継ぎばかりでは大変だろうと想像する。
びっくりするブロガーが存在していた。彼は無職でパソコンを手に世界中を旅している。収入は行った先で見つけた珍しいものをネットオークションで販売するというもので、入国管理の厳しい国では別室で何時間も事情聴取を受けた体験談も書かれていた。
入国カードで職業欄は意外に重要な項目で、テロリストに神経質になっている昨今では少しでも不審を抱かれたら徹底的に調査が行われることを理解しておかなければならず、入国出来ずにそのまま戻った人達も少なくない事実も知っておきたいもので、外国へ行く場合には行先の情報をしっかりと調べてから出発したいものである。
チェックイン時に預けた荷物の中から盗難にあったというケースも多く、貴重品やパソコンなどは機内持ち込みにするのも重要であるし、荷物の行方不明が結構あるので考慮しておきたい。
また、外国の航空会社の場合にキャンセルが出ることを想定してチケットを販売していることからダブルブッキングで搭乗出来ないケースがあり、チェックイン時に預けた荷物だけが先に帰国したという嘘みたいなことも起きているので知っておきたい。
外国に行く場合は相手国の航空会社を利用するのが便利と言われているが、その事由として指摘されていることに到着時間や出発時間の関係があり、どこの国でも自国の航空会社を優先させているのは事実で、同時間に競合する航空会社が少ないところから入国審査の混雑も少ないというメリットもある。
しかし、空いている状況では審査時間に余裕があることも事実で、準備する書類の不備に注意をしておく必要もある。
混雑する空港ではランダムに検査が実施されることもあり、その場合はバッグを広げて隅々まで調べられることもある。
昔、6人である国へ行った時のこと。飛行機の中で配られた入国カードの代筆を頼まれて書いたのだが、入国審査が終わって出口付近まで行って気付いたのが5人しかいないこと。最高齢の人物の姿がなく行方不明だった。
そこで心配になり近くにいた係りの人に事情を伝え戻ったら、その人物が入国審査官のところで止まっており、私の姿を確認すると同時に「助けてくれ」と呼ばれた。
確認してみると機内で代筆した入国カードが見当たらないという。「重要だから」と手渡した際にスーツの内ポケットにでも入れたと思ったのだが、どのポケットにも入っておらず、機内か通路に落として来たのではと思いながら、念のためにバッグの中も調べたらとアドバイスしたら、記念に持ち帰っていた機内食のメニューに挟まれているのを発見することになり、入国することが出来て安堵したが、「言葉が通じないので恐ろしかった」と苦笑されていた表情が印象に残っている。
今日の写真はカタール航空のファーストクラスの座席を。
スカイマークの民事再生問題もあって神戸空港を運営する自治体も困惑、今後の展開がどうなるのか心配する昨今だが、今度はカタール航空が日本便の撤退を予定しているようなニュースがあった。
カタールはサッカーの「ドーハの悲劇」で一躍知られるようになったが、埼玉県と同じ広さの半島の国。国民の67%が国教であるイスラム教を信仰し、石油と天然ガスの資源に恵まれ、7世帯の内で1世帯が金融資産100万ドルを有する長者と言われ、国民総生産も世界のトップクラスにランクされている。
そんな国家にある航空会社なので航空ファンには注目される存在となっているが、国際線を利用する人達に英語ではないアラビア語が理解出来る人は少ないので言葉の問題から敬遠されている背景があった。
世界の航空会社の提携グループは3つに分かれているが、同じグループの飛行機を乗り継いで世界一周を出来るチケットも売り出されており、区間の正規料金からすると随分と割引されているのでマイレージの取得を目的とする人達が利用しているみたいだが、体力がなければ乗り継ぎばかりでは大変だろうと想像する。
びっくりするブロガーが存在していた。彼は無職でパソコンを手に世界中を旅している。収入は行った先で見つけた珍しいものをネットオークションで販売するというもので、入国管理の厳しい国では別室で何時間も事情聴取を受けた体験談も書かれていた。
入国カードで職業欄は意外に重要な項目で、テロリストに神経質になっている昨今では少しでも不審を抱かれたら徹底的に調査が行われることを理解しておかなければならず、入国出来ずにそのまま戻った人達も少なくない事実も知っておきたいもので、外国へ行く場合には行先の情報をしっかりと調べてから出発したいものである。
チェックイン時に預けた荷物の中から盗難にあったというケースも多く、貴重品やパソコンなどは機内持ち込みにするのも重要であるし、荷物の行方不明が結構あるので考慮しておきたい。
また、外国の航空会社の場合にキャンセルが出ることを想定してチケットを販売していることからダブルブッキングで搭乗出来ないケースがあり、チェックイン時に預けた荷物だけが先に帰国したという嘘みたいなことも起きているので知っておきたい。
外国に行く場合は相手国の航空会社を利用するのが便利と言われているが、その事由として指摘されていることに到着時間や出発時間の関係があり、どこの国でも自国の航空会社を優先させているのは事実で、同時間に競合する航空会社が少ないところから入国審査の混雑も少ないというメリットもある。
しかし、空いている状況では審査時間に余裕があることも事実で、準備する書類の不備に注意をしておく必要もある。
混雑する空港ではランダムに検査が実施されることもあり、その場合はバッグを広げて隅々まで調べられることもある。
昔、6人である国へ行った時のこと。飛行機の中で配られた入国カードの代筆を頼まれて書いたのだが、入国審査が終わって出口付近まで行って気付いたのが5人しかいないこと。最高齢の人物の姿がなく行方不明だった。
そこで心配になり近くにいた係りの人に事情を伝え戻ったら、その人物が入国審査官のところで止まっており、私の姿を確認すると同時に「助けてくれ」と呼ばれた。
確認してみると機内で代筆した入国カードが見当たらないという。「重要だから」と手渡した際にスーツの内ポケットにでも入れたと思ったのだが、どのポケットにも入っておらず、機内か通路に落として来たのではと思いながら、念のためにバッグの中も調べたらとアドバイスしたら、記念に持ち帰っていた機内食のメニューに挟まれているのを発見することになり、入国することが出来て安堵したが、「言葉が通じないので恐ろしかった」と苦笑されていた表情が印象に残っている。
今日の写真はカタール航空のファーストクラスの座席を。
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