このところ飛行機の事故が続いている。運航されている便数と利用者数からすると交通事故よりはるかに低いパーセンテージだと言われているが、搭乗予定の人達にとっては起きて欲しくないものであり、過去に利用した際に事故に遭遇しなかったから今があると考えると幸運であったと手を合わせることになる。
東京から大阪行きの日本航空ジャンボ機の墜落事故が起きたのは今日８月１２日だった。同業者が搭乗していて犠牲者となった事実もあるし、犠牲者の葬儀を担当させていただいたことも忘れられない思い出となっており、フジのテレビ番組でドキュメンタリードラマが放映されていた。
それによると、当時のボイスレコーダーの分析方法から随分と進化しており、聞き取れなかった部分も解明出来たそうだが、少しでも犠牲者の皆さんの供養になればと思っている。
犯罪の科学捜査にあってもどんどん進化しており、「ＤＮＡ」の分析も期待されているが、タイで起きた不思議な事件のようなケースで「ＤＮＡ」分析が行われるとは社会の歪を考えさせられる。
また「ＤＮＡ」検査を自分で採取したものを郵送すれば分析してくれるというビジネスも登場したが、これもパンドラの箱にならないのだろうかと疑問を抱いてしまう。神の領域を冒してはならないという言葉もあるが、ちょっと考えさせられた出来事である。
さて、広島、長崎の追悼式に出席された安倍総理の挨拶が問題になっている。昨年のコピペではないかと指摘されているものだが、周囲にライターが存在している筈なので手抜きがあったとしか考えられない出来事である。
政治家とは素人から指摘されたら羞恥と考えるべきプロの仕事。総理ともなれば多忙を極めるのでゴースト・ライターも認めるが、手抜きをしないプロをブレーンにキャスティングしなければ国家プロデューサーとしては失格である。
地方議員にややこしい人達が表面化して物議になっている。兵庫県議会が話題になっていると思っていたら大阪の維新の会にも信じられない行動をした議員がいた。中学生とラインで交流していて子供みたいな内容のメールを送ったそうだが、これで本人の政治生命も終わったことになるが、丸刈りになって反省の姿勢を表わしても、除団の決議が発表されていたのでお粗末なのに、まだ収束しないようであり、何より不可思議なことは随分前のことなのに、時が流れて今頃表面化したことである。
ネット社会で気を付けなければならないのは発信する文章内容に責任を持たなくてはならないということ。「書く」ことは恥を「掻く」ことと何度も書いたが、削除しても誰かが入手していたらどうにもならず、エンターボタンを押す前に感情的になっていないか冷静になることが大切だ。
私のような立場なら笑われるだけで済むかもしれないが、政治家となれば発言や文章に配慮するのは当たり前。ましてや浄財という税金を使用するならクリーンであるべき筈。兵庫県議会で指摘されている議員達の政治生命も終わったような気がするこの頃だが、「自浄」という言葉を考えて欲しいと願っている。
今日の写真は管理人さんや私と深いご仏縁のある人物のブログから拝借したもの。空の雲が「龍」に見えないでしょうかという表記があった。
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