チリで発生した大きな地震で津波注意報に振り回された1日だった。南米から押し寄せる津波のスピードは飛行機並みというのだから驚きだが、大きな被害に及ばなかったことは幸いであった。
そんな地震の解説で知らなかったことが二つあった。一つは日本海溝のような深い海域で一気に津波が大きくなるケースがあるという事実と、もう一つは、南米から太平洋を拡がって行き、やがて狭まって日本列島に押し寄せるというものだった。
そんなメカニズムについて無知だったところから学ぶことになったが、地震や津波に対して備える考え方は重要である。
早朝に目覚め、テレビのニュースを観ていると、津波の様子を伝えるリポーターが「揺れています。大きな地震のようです」とコメントしたのでびっくりしたが、岩手県で「震度⒋」というかなり大きな地震が発生していた。
その中継をしていた場所は気仙沼の港が見下ろせる高台のホテルの屋上で、昨秋に利用したところなのでびっくりしたが、気仙沼では「震度3」と伝えていた。
さて、サミットが行われた洞爺湖のホテルが「セコム」から「明治海運」に譲渡されたニュースがあった。観光地では珍しい高級志向リゾートホテルで、一時は危機に陥っていたが、再開後にサミットの会場となって注目を浴びた歴史があった。
昨秋に洞爺湖に立ち寄った際は「乃の風リゾート」を利用したが、利用してみたいホテルのアンケートで加賀屋に続いて第2位となっていたのでびっくりした。
ホテル側の好意で特別室を利用させて貰ったが、テレビが各室にあり4台もあったので勿体ない気もしながら一度も観ることもなかった。
部屋にあるバスルームが広くて湯が溢れていたのは有り難かった。お蔭で大浴場に行く必要もなかったので独特の茶色の湯を楽しめた。
そうそう、前術のサミットのホテルは信じられないサービス設定が存在している。「ロールスロイス」「ベンツ」「レクサス」の3台で有料送迎を行っており、函館、札幌駅、千歳空港などから利用出来るそうだが、ひっくり返るほど高額な料金なのでご興味があればHPでご確認を。
関東の流山から松戸を結ぶ「流山鉄道」でユニークな企画が打ち出されて話題を呼んでいる。優先座席ならぬ「カップル席」の導入で、恋人同士でどうぞという発想だそうだが、勇気か度胸がなければ利用が難しいような気がする。
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