地震がこの世に存命していることの不思議に感謝しながら、多くの犠牲者の方々のことを忘れないようにと手を合わす。
今日は関東に在住する初孫の卒業式だった。あの大震災の時は小学生で学校にいたので負傷することがなかったので幸運だったが、もしも帰宅していたら大変だったことも考えられる。
仏壇の上下が完全に分離してしまったり、壁側のピアノが部屋の中央まで移動していた事実に驚かされたが、冷蔵庫の中から大半が飛び出したと聞いてびっくり。その日の夜は学校の体育館に避難していた。
我が大阪で何度か地元の避難訓練に参加したこともあるが、恐怖感や深刻なイメージはなく惰性しか見えず、実際に被災された語り部の話でも拝聴するべきではと思っている。
阪神淡路大震災で２千数百人の方々のご最後を担当した神戸の同業者の体験談を聞いたことがあるが、それは涙なくして聞けるものでないほど衝撃的で、こんなことが起きないようにと願っていたら、４年前の大変な出来事が起きてしまった。
この「幸せ列車」の不思議なご仏縁から気仙沼を訪問することになって出掛けたが、そこでテレビ番組「人生の楽園」で採り上げられた「なにわのたこよし」さんから拝聴した体験談は想像以上で、よくぞご無事でという恐怖のレベルだった。
余震がずっと続いているという専門家の意見もあるが、火山列島と呼ばれる日本の国は世界で最も地震が多いと言われている中、大都市圏の直下型大規模地震や駿河沖、また、南海トラフのことも気に掛かる。
昨日に触れた悪天候だが、北海道の大荒れで飛行機の欠航が多く、空港で一夜過ごすことを余儀なくされた人達が多数だったニュースも流れていた。
今年の猛烈な低気圧の発生は異常である。台風並みの強風と大雪で大きな被害も伝えられていたが、表面化していないところで大変な目に遭った人達が多かっただろうと想像する。
最近、現在使用中のパソコンの調子が悪い。イチゴやおかきなどを食べながら打ち込んだ行為が悪かったのかもしれないが、文字の一部が入力出来ていないことが多く、何度もやり直すことになるので時間が掛かる。どうやらキーのスプリングの磨耗で接触不備が起きているようだ。
まだ避難生活を強いられている人達も多く、行方不明のままの人達がおられることを忘れてはならない。復興という言葉を掲げる行政の行動がもっとスピードアップすることを願ってしまう。
今日の写真は再掲だが、気仙沼で利用した気仙沼プラザホテルを。
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