気象庁の発表によると、蔵王でも火山性微動が感じられ、有名な「御釜」に白濁現象が見られると言うので穏やかではないが、九州の鹿児島と宮崎の県境付近にある霧島やえびの高原でもそんな兆候があるようで注意喚起がされているようだ。
また、富士山や箱根でも懸念されている情報も流れているが、そんなことだけはないように願っている。
３０代の初めだから３０数年前になるが、林田温泉に行ったことがあった。同級生が土木工学の研究でアメリカの大学に留学していたが、その彼が帰国して九州自動車道に従事していることを知り、熊本に出掛けた際に八代から人吉と経て彼が従事していたえびの高原の事務所に寄った。
作業服姿で現れた彼だったが、熊本からの経路を伝えると途中にあった有名なループ橋にも携わっていたことを教えてくれた。
宿泊先に選択したのは林田温泉ホテルだったが、幼かった子供達を伴い、ショーを観ながら夕食をした広いホール空間のことを鮮明に憶えているが、今はそのホテルも九州で知られる「いわさきグループ」の一つになっている。
初孫が３才になる前にアメリカに在住することから、日本での２日間を指宿で過ごすことになり、その際に「指宿いわさきホテル」を利用したが、砂蒸し風呂を出て桜島の見える海の露天風呂が印象に残っている。
前にも書いたが、このホテルで２泊する予定だったのに、私は次の日に札幌での司会というスケジュールが重なっており、１泊だけで鹿児島空港から札幌行きの飛行機に搭乗。それは「ボーイング７３７型機」だったが、皮肉な成り行きに参った体験で懐かしい。
上述の彼だが、九州自動車道が完成すると四国自動車道も担当していたようで、公団の役員から大手建設会社の役員として招聘され、今でもその世界で知られる仕事に従事している。
「ボーイング７３７型機」は「１００型」から「９００型」まで製造されており、６月に大阪から成田への日本航空と、パースからキャンベラへ飛ぶカンタス航空で「８００型機」に搭乗したが、鹿児島から札幌への便は「５００型機」だったと記憶している。
そんなところから今日の写真は上述のカンタス航空機内食の前菜を再掲しよう。
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