外食チェーンで知られる「すき家」に連続2件の強盗事件があった。先に押し入ったところではスタッフが防犯ベルを鳴らしたことから退散したらしいが、1時間もしない内に別の店舗に押し入り、現金を奪うという荒っぽい事件だった。
被害に遭った店では2人勤務中だったが、1人が奥で休憩中だったので店内には1人だけ。そんな状況を確認したうえでの犯行のようだった。
随分昔のことだが、知人の女性がコンビニを開業したことがある。ご伴侶に先立たれてから何かをしていなければと悲嘆の心境から離れるつもりで始めたものだが、半年も経たない内に閉店してしまったので話題を呼んだ。
閉店に至った理由は24時間営業でアルバイト店員に任せていたのだが、あちこちのコンビニで強盗被害が多発しているニュースに衝撃を受け、若い人達を被害者にしたら申し訳ないと思われたからだった。
かなりの投資額からするとかなりの損害額となったと想像するが、事件が起きて後悔したくないからと語られた言葉が印象に残っている。
「すき家」も深夜は2人体制を進めているが、一時は「強盗に入るなら『すき家』」と揶揄されるほど多発していた事実があるし、そんなところからブラック企業と叩かれたのも記憶に新しいところである。
昔、心理学の書物を繙いたことがあるが、犯罪心理学の中に犯行に及ぶ者は捕まりたくないところから相手に障害を与える攻撃をするという分析があり、タクシー強盗や深夜営業の外食店に押し入る割の合わない犯罪行為で、相手を殺傷する行為の背景が理解に至ったような気がした。
マンネリの中で想像もしなかった出来事に遭遇することもある。女性同士の自転車が正面衝突をして一方の人が打ち所が悪くて亡くなったという事故が報じられていたが、暗い夜道でどちらも無灯火という条件が悪かったようであり気を付けたいものだ。
100円ショップがあちこちにあり重宝しているが、原材料の高騰などでどうしているのかと心配してしまう。100円で販売される物を探す努力もしているだろうが、仕入先を泣かすことだけはないようにと願っている。
ある大企業が牛耳っているような場所へ講演に招かれたことがあった。主催者側との会話の中にびっくりすることが出て来たので製造業の厳しい一面を知ることになった。それは、孫請け会社にも決算書の提出を義務付け、利益があるとその分で製造原価を下げさせるというシステムだが、こんなことが現実に行われているとなると、まだまだ泣かされている人がいると考えさせられる。
今日の写真は過去に宿泊した湯の山温泉ホテル「鹿の湯」の大浴場。右側に鹿の像が見えるが、この温泉は、鹿が傷を癒していたと伝わっている。
被害に遭った店では2人勤務中だったが、1人が奥で休憩中だったので店内には1人だけ。そんな状況を確認したうえでの犯行のようだった。
随分昔のことだが、知人の女性がコンビニを開業したことがある。ご伴侶に先立たれてから何かをしていなければと悲嘆の心境から離れるつもりで始めたものだが、半年も経たない内に閉店してしまったので話題を呼んだ。
閉店に至った理由は24時間営業でアルバイト店員に任せていたのだが、あちこちのコンビニで強盗被害が多発しているニュースに衝撃を受け、若い人達を被害者にしたら申し訳ないと思われたからだった。
かなりの投資額からするとかなりの損害額となったと想像するが、事件が起きて後悔したくないからと語られた言葉が印象に残っている。
「すき家」も深夜は2人体制を進めているが、一時は「強盗に入るなら『すき家』」と揶揄されるほど多発していた事実があるし、そんなところからブラック企業と叩かれたのも記憶に新しいところである。
昔、心理学の書物を繙いたことがあるが、犯罪心理学の中に犯行に及ぶ者は捕まりたくないところから相手に障害を与える攻撃をするという分析があり、タクシー強盗や深夜営業の外食店に押し入る割の合わない犯罪行為で、相手を殺傷する行為の背景が理解に至ったような気がした。
マンネリの中で想像もしなかった出来事に遭遇することもある。女性同士の自転車が正面衝突をして一方の人が打ち所が悪くて亡くなったという事故が報じられていたが、暗い夜道でどちらも無灯火という条件が悪かったようであり気を付けたいものだ。
100円ショップがあちこちにあり重宝しているが、原材料の高騰などでどうしているのかと心配してしまう。100円で販売される物を探す努力もしているだろうが、仕入先を泣かすことだけはないようにと願っている。
ある大企業が牛耳っているような場所へ講演に招かれたことがあった。主催者側との会話の中にびっくりすることが出て来たので製造業の厳しい一面を知ることになった。それは、孫請け会社にも決算書の提出を義務付け、利益があるとその分で製造原価を下げさせるというシステムだが、こんなことが現実に行われているとなると、まだまだ泣かされている人がいると考えさせられる。
今日の写真は過去に宿泊した湯の山温泉ホテル「鹿の湯」の大浴場。右側に鹿の像が見えるが、この温泉は、鹿が傷を癒していたと伝わっている。
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