混雑しない時間帯だったので空いており、３席と６席が向かい合っている優先座席に座れたが、私の他の８人の内で一人だけ読書をしており、残りの７人は揃って携帯電話かスマホを手にいじっていた。
２０年前には想像もしなかった光景だが、これが果たして正常な社会の構図なのかと疑問を抱くことになった。
便利さの裏側に危険があるというのは多くの先人が説いた言葉だが、小学生までのめり込む事態になっている現実は末恐ろしく、おかしな議員の話題になったこともその一つの例と思える。
病院で禁止されていた携帯電話も近々に緩和されるようなニュースを読んだが、早速面白い表現をされていた指摘があり感心した。「ウイルスは大丈夫ですか？」というものだが、「大喜利」で座布団が３枚ほど貰えるような気がした。
数日前に書いたことだが、機内でも電波を発信しない電子機器の使用が認められるようなニュースがあったが、絶対に大丈夫と確認されるまで搭乗を避けようと思っている。
搭乗客の中に横着な人や勘違いをされる人がいて、本来禁止されている電子機器を使用して飛行に差支えが生じたら最悪なので、「危うしに近寄らず」という考え方も大切だと思っている。
数日前、佐賀空港の館内で停電が発生し、チェックインカウンターの対応が出来なくなってしまい、成田から向かっていた「春秋航空」の便が成田へ引き返し、佐賀空港から折り返す予定だった便も欠航となっていた。
館内のエレベーターは正常に動いていたそうなので不思議な停電だが、こと飛行機に関する問題は恐ろしいのでこんな事件が起きないことを願ってしまう。
世の中が便利になって危機感を抱いている問題がある。一つの例が社会で話題になった他人のパソコンに侵入して本人の知らない内に「操作」されてしまうことで、「捜査」ミスから冤罪に巻き込まれた被害者まで出たが、ＩＴの進化で生活居住空間にある電化製品やコンピューター化された航空機や自動車のシステムに侵入し、悪意で事故を起こすような犯罪が考えられるからで、国家のトップの携帯電話でも盗聴される時代が果たして便利と言える社会なのだろうかと疑問を感じる昨今である。
今日の写真は先月に甲子園球場で行われた球団イベントの際のもの。始球式に往年の名選手として知られる江夏氏と田淵氏が登場され、全ての観客にこのグッズがプレゼントされたそうだ。
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