WＨＯも非常事態を宣言したし、「ブリティッシュ・エアウェイ」「エミレーツ航空」「大韓航空」も感染が伝えられている国への直行便を欠航すると発表している一方で、アフリカのハブ空港として多くの利用があるケニアの空港でも様々な対策が始まっているようだ。
それこそ水際作戦が重要となるが、冒頭のような問題があるので入国してから発病が判明しても広がる危険性があり、戦争をやっている場合じゃないと伝えたい思いである。
中国で行われているユース大会でも感染問題が出ている４か国の内の３か国が出場をキャンセルしたし、出場した国も４水泳など一部の競技は不参加となっている。
そんな中、隔離されていた施設が襲撃され、多くの患者達が逃亡したニュースがあった。襲撃者達の行動した理由は、この病気は実際に起きておらず、西洋が捏造しているものだと伝えられていたが、ここから広まる危険性を考えると無知と指摘していて解決出来る問題ではなくなっている。
地球上には未知の病原菌がいっぱいあると書かれた書物を読んだことがあるが、深海で噴き出す３００度の高温でも生きられる生物もいるのだから人間はもっと謙虚になって自然を畏敬しなければならないと考えてしまう。
中国やイランでまた地震が発生していたし、日本列島の今月の各地の大雨も異常である。そんな中、広島で大変な災害が発生した。休日だった安倍総理もゴルフのラウンドを途中で止めて官邸へ戻ったらしいが、情報を得て支持を済ませるとまた戻って行ったというのだから批判されると想像する。
総理や大統領という立場にあっても休日というものは大切だし、激務に打ち勝つ体力と気力のことを考慮するとスポーツも行うべきだが、シナリオの描き方がうまくないようで残念である。
広島、長崎に続いて日本武道館で行われた終戦の追悼式での式辞も批判を浴びていた。様々な熟慮があってそうなったのだろうが、周囲にシナリオを描くプロがいないのは致命的欠陥になるので、裸の王様に唸らないように誰かがフォローする行動が急がれるだろう。
前にも書いたが、総理とは国民の全てをプロデュースする技量が求められる責務があり、もちろん一人では不可能なので大臣達をキャスティングすることになるが、キャスティングで最も重要なことは妥協しない姿勢で決定することで、そこに柵や年功序列を考えていたらダメだし、お友達内閣だけは組閣しないように願っている。
「人生は長距離ランナーである」と言われた経営者がおられた。京都に行って鴨川の三条大橋のところにこんな記念碑があったので撮影して来た。
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