管理人さんのコラムに日本の過剰サービスについて触れられていたが、その中に旅館を利用した際の女将さんの来室挨拶があった。
体験した人達の意見を読んでみると「説明が長過ぎる」「自分達の時間に割り込んで欲しくない」「料理が冷めてしまう」「リラックス目的で来たのに緊張する」というのもあった。
そんな体験を300回ぐらい体験している筆者にとって、それらは誠に興味深い問題で、ホテルのオーナーの会や女将さんの会から講師の依頼を受けて講演したことも多く、また違った観点から分析してみよう。
昔は、高級旅館しか女将さんの来室はなかったものである。部屋数も少なく、宿泊料が高額という設定の旅館での限られた対応だったようだが、一般的な旅館でも大広間で宴会が進められる団体客向けには行われるのが普通であった。
利用客の中には「女将は挨拶にも来ないのか」というタイプもいるし、リピーターの場合に限っているところもある。
昔は仲居さんへの心付けが常識だったが、最近は少なくなっているようだ。中には「お気持有り難うございました。スタッフ一同に成り代わりましてお礼申し上げます」と書かれたカードと共に心付けの領収書をくれたので驚いたこともあるが、領収書を貰ったことは数多く体験している。
仲居さん達の平等性から心付けを集めて均等に分け合っているみたいだが、心付けを出す方も様々であることも事実である。
ポチ袋を用意している人もあれば、そのまま現金を渡す人もいる。そこに人間性が見られるとも言われ、ちょっと洒落た配慮も見せたいものである。
夫婦で宿泊する場合、どちらが手渡すかも興味深いところだが、筆者の場合は熨斗袋を用意、新札を持参して行くことにしているし、表書きの上には虫眼鏡でしか読めないような小さな文字で「きもち」とひらかなで書いている。
ある旅館での出来事、そんな行為に興味を持たれたみたいで、食事が終わって仲居さんが片付けている時に女将さんが来室、「失礼ですがどのようなお仕事を?」と質問されたことがあった。
職業を聞かれると「100ぐらい言われても当たらないと思います」と返すようにしているが、葬儀に携わっていることを的中された方はまだいない。
私の仕事は珍しいからなのだろうか。旅館やホテルでマッサージを受けていると「お客様はどのようなお仕事ですか?もの凄く興味があるのです」と質問されたことも少なくないが、いつも「ご想像にお任せします」と返している。
今日の写真はパースで利用したダクストンホテルの玄関から。ベッドがキングサイズのツインで枕がいくつもあり、その中で長い物があったので抱き枕みたいにしたら楽だった。
体験した人達の意見を読んでみると「説明が長過ぎる」「自分達の時間に割り込んで欲しくない」「料理が冷めてしまう」「リラックス目的で来たのに緊張する」というのもあった。
そんな体験を300回ぐらい体験している筆者にとって、それらは誠に興味深い問題で、ホテルのオーナーの会や女将さんの会から講師の依頼を受けて講演したことも多く、また違った観点から分析してみよう。
昔は、高級旅館しか女将さんの来室はなかったものである。部屋数も少なく、宿泊料が高額という設定の旅館での限られた対応だったようだが、一般的な旅館でも大広間で宴会が進められる団体客向けには行われるのが普通であった。
利用客の中には「女将は挨拶にも来ないのか」というタイプもいるし、リピーターの場合に限っているところもある。
昔は仲居さんへの心付けが常識だったが、最近は少なくなっているようだ。中には「お気持有り難うございました。スタッフ一同に成り代わりましてお礼申し上げます」と書かれたカードと共に心付けの領収書をくれたので驚いたこともあるが、領収書を貰ったことは数多く体験している。
仲居さん達の平等性から心付けを集めて均等に分け合っているみたいだが、心付けを出す方も様々であることも事実である。
ポチ袋を用意している人もあれば、そのまま現金を渡す人もいる。そこに人間性が見られるとも言われ、ちょっと洒落た配慮も見せたいものである。
夫婦で宿泊する場合、どちらが手渡すかも興味深いところだが、筆者の場合は熨斗袋を用意、新札を持参して行くことにしているし、表書きの上には虫眼鏡でしか読めないような小さな文字で「きもち」とひらかなで書いている。
ある旅館での出来事、そんな行為に興味を持たれたみたいで、食事が終わって仲居さんが片付けている時に女将さんが来室、「失礼ですがどのようなお仕事を?」と質問されたことがあった。
職業を聞かれると「100ぐらい言われても当たらないと思います」と返すようにしているが、葬儀に携わっていることを的中された方はまだいない。
私の仕事は珍しいからなのだろうか。旅館やホテルでマッサージを受けていると「お客様はどのようなお仕事ですか?もの凄く興味があるのです」と質問されたことも少なくないが、いつも「ご想像にお任せします」と返している。
今日の写真はパースで利用したダクストンホテルの玄関から。ベッドがキングサイズのツインで枕がいくつもあり、その中で長い物があったので抱き枕みたいにしたら楽だった。
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