6年前に大病を患い、大変な思いでリハビリを体験したが、退院してから電車やバスに乗るのが気持ち悪くなるので避けていた。
電車のベンチシートは絶対に駄目で、しばらくしてから進行方向に向かって座るシートなら何とかなったが、それでも外の動く景色を見ると気分が悪くなるので大変だった。
バスや車に乗れるまでは2年以上の月日を要した。やっと乗れるようになって2012年の山梨県甲斐善光寺、2013年の岡山県誕生寺、2014年の香川県仏生寺への団参に行くことが出来た。
2014年は70歳になったら行こうと考えていたオーストラリアも前倒しで半年前に行って来たが、決断したことは英断だったように思っている。
航空機事故、フェリーの火災事故などが起きていたが、誰もが今日あることに感謝をするべきで、今まで災難に遭遇しなかった不思議な奇跡に手を合わせることを願ってしまう。
高速道路を逆走する事故が増えている。認知症の高齢者が多いようだが、中には横着な20代、30代、50代が起こした事故も報道されていたので衝撃を受けた。
認知症を患ったら周囲の人達が車に乗らないように配慮するべきである。被害者を出して加害者になっても本人は憶えていないのだからどうにもならない。ずっと見張っていなければならないという抵抗感もあるだろうが、他人を巻き込むことだけは避けなければならないのが当然である。
長崎道を逆走して多発事故を起こした高齢者があったが、この人物も認知症の傾向があり、どこから入って来たのかも憶えていないと言われた言葉は恐ろしい現実である。
私が免許証を返納したのは昨年の春だったが、被害者を作って加害者になりたくなかったからで、北海道を車で走るという夢を実現することは叶わなくなってしまったが、他人を巻き込んで迷惑を掛けたくない思いからの決断で、寂しいけど英断だったと思っている。
神仏は時折に運命というような信じられない悪戯をされるようで、損害保険の代理店をやっている知人がびっくり体験を教えてくれた。自動車保険の満期が迫って連絡をしたら、本人が他府県に車で出張中で「帰阪してから更新するよ」と返していたら、帰路で大事故を起こしてしまったという出来事や、火災保険の満期を迎えて旅行中で更新をしなかったら、その3日後の近所出火から半焼したということもあった。
私は生命保険が嫌いである。保険は賭け事的な発想なので出来るだけ避けたいが、自宅は火災の危険性もあるし、車に乗る者には被害者に対する責務の重さを考慮すると火災保険と自動車保険は理解出来るが、自分の「命」については抵抗感を感じてしまう。
若かりし頃、遠方で担当した葬儀で想像もしなかった事件に発展した。葬儀が終わってから3ヵ月後ぐらいのことだったが、故人が保険金目的の被害者であったことが判明したからで、葬儀当日に撮影されたご出棺時の写真が新聞や週刊誌に掲載され、私がマイクを手にしている姿も出ていたからである。
今なら画像処理で対象者以外の顔は分からなくされるだろうが、当時にそんな配慮がされていなかったので大変だった。多くの友人や知人から「大きく写真が掲載されていたな」と言われた嫌な思い出となっている。
今日の写真は何度か利用したことのあるグリーンヒルホテル尾道を。右の端にある角部屋に宿泊した際、窓が二面あって見晴らしがよかったことが印象に残っている。
電車のベンチシートは絶対に駄目で、しばらくしてから進行方向に向かって座るシートなら何とかなったが、それでも外の動く景色を見ると気分が悪くなるので大変だった。
バスや車に乗れるまでは2年以上の月日を要した。やっと乗れるようになって2012年の山梨県甲斐善光寺、2013年の岡山県誕生寺、2014年の香川県仏生寺への団参に行くことが出来た。
2014年は70歳になったら行こうと考えていたオーストラリアも前倒しで半年前に行って来たが、決断したことは英断だったように思っている。
航空機事故、フェリーの火災事故などが起きていたが、誰もが今日あることに感謝をするべきで、今まで災難に遭遇しなかった不思議な奇跡に手を合わせることを願ってしまう。
高速道路を逆走する事故が増えている。認知症の高齢者が多いようだが、中には横着な20代、30代、50代が起こした事故も報道されていたので衝撃を受けた。
認知症を患ったら周囲の人達が車に乗らないように配慮するべきである。被害者を出して加害者になっても本人は憶えていないのだからどうにもならない。ずっと見張っていなければならないという抵抗感もあるだろうが、他人を巻き込むことだけは避けなければならないのが当然である。
長崎道を逆走して多発事故を起こした高齢者があったが、この人物も認知症の傾向があり、どこから入って来たのかも憶えていないと言われた言葉は恐ろしい現実である。
私が免許証を返納したのは昨年の春だったが、被害者を作って加害者になりたくなかったからで、北海道を車で走るという夢を実現することは叶わなくなってしまったが、他人を巻き込んで迷惑を掛けたくない思いからの決断で、寂しいけど英断だったと思っている。
神仏は時折に運命というような信じられない悪戯をされるようで、損害保険の代理店をやっている知人がびっくり体験を教えてくれた。自動車保険の満期が迫って連絡をしたら、本人が他府県に車で出張中で「帰阪してから更新するよ」と返していたら、帰路で大事故を起こしてしまったという出来事や、火災保険の満期を迎えて旅行中で更新をしなかったら、その3日後の近所出火から半焼したということもあった。
私は生命保険が嫌いである。保険は賭け事的な発想なので出来るだけ避けたいが、自宅は火災の危険性もあるし、車に乗る者には被害者に対する責務の重さを考慮すると火災保険と自動車保険は理解出来るが、自分の「命」については抵抗感を感じてしまう。
若かりし頃、遠方で担当した葬儀で想像もしなかった事件に発展した。葬儀が終わってから3ヵ月後ぐらいのことだったが、故人が保険金目的の被害者であったことが判明したからで、葬儀当日に撮影されたご出棺時の写真が新聞や週刊誌に掲載され、私がマイクを手にしている姿も出ていたからである。
今なら画像処理で対象者以外の顔は分からなくされるだろうが、当時にそんな配慮がされていなかったので大変だった。多くの友人や知人から「大きく写真が掲載されていたな」と言われた嫌な思い出となっている。
今日の写真は何度か利用したことのあるグリーンヒルホテル尾道を。右の端にある角部屋に宿泊した際、窓が二面あって見晴らしがよかったことが印象に残っている。
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「嫌な思い出から」へのコメントを投稿してください。