昨日の号で書いた日本航空の便だが、「777-200型機」となっているが、昨年に問題の多い「787型機」に変更される予定だった。
最新のハイテク機として鳴り物入りで登場した「787型機」は次々に問題が表面化、世界中で運航停止となった出来事が話題になったが、その後あまりメディアで目立たなくなっても現実は厳しいようで、欠航や出発遅延が続いていることを知った。
そんな事実を日本航空がオープン化しているので確認されたらご理解されるだろうが、「787型機機材改修と運航状況」で検索されたらすぐに発見されることだろう。
それを見ると問題が続いていると知ることになるが、過去に問題が表面化する前に全日空の羽田と伊丹間で搭乗した際に好印象を抱いたが、今はとてもではないが利用する気にはなれない機材である。
この数日「サービス」に関連することを書いているが、高額な料金を支払って特別なサービスを受けるのは「快感」として納得を生むことを学んだが、最近の航空業界では「区別」ではなく「差別」となるサービスを提供している誤りに気付かない事実がある。
それは実際に自分がそのサービスを受けた時に感じた正直な思いだが、予定しているシドニー便でもそんなサービスを売り物にしているようで、機内で入国カードと共に入国審査の専用レーンに進めるカードが貰えるというものである。
過去に体験したのは長い行列が出来ていた保安検査の横に専用レーンがあり、チェックイン時に通行カードを貰っていたのでガラガラの所をスムーズに行けたが、そんな「公的」な場所で差別待遇が行われている事実に強い抵抗感を覚えた。
機内食、シート、空港ラウンジの違いは理解出来るが、入国や出国、また保安検査に対応が異なるとはおかしなこと。誰がこんな発想をしたのかは知らないが、きっと指摘して是正されると信じたい。
昨日、サッカーW杯の選抜選手が発表されたが、日本と対戦するチームの中に「コートジボワール」が入っている。数日前の号でパリから帰国する日本航空の機内で私の前の席に座られた大統領夫妻がまさしくその国で、歴史を繙いてみるとクーデターで国家元首になられた直後だったようで、軍服姿の高官らしき人達が十数名搭乗されていたのを憶えている。
TPPで著作権保護に関して合意に至ったというニュースがあったが、前述のコートジボワールは著作権に関して話題を呼んでいる国家でもある。著作権者の死後99年間保護すると法で規定され、世界で第2位の長期期間となっている。因みに第1位は100年間と定めているメキシコである。
そうそう、カンタス航空の日本語HPを開けたら、信じられない誤変換があった。様々な特典のある「カンタスクラブ」の紹介に関し、「入会」が「似誘拐」になっていた。この航空会社は果たして大丈夫なのだろうか?
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「区別と差別?」へのコメントを投稿してください。