在来線の観光地の最寄り駅に「足湯」があったり、構内と隣接して温泉施設のある駅も話題を呼んでいるが、山形と新庄を結ぶ山形新幹線の新型車両の中に「足湯」が設置されたニュースがあってびっくり。話の種に体験してみたいと思っている。
さて、ずっと書店に配達して貰っている月刊誌を読んでいると、著名な作家である「堂門冬二」さんの随筆に目が留まり、じっくりと味わいながら拝読させていただいた。
その中で考えさせられたのは駅に止まらない特急列車みたいな人生を過ごしても、50代を迎えたら各駅停車みたいに過ごすべきとあり、振り返ればⅠ週間で5000キロも新幹線で移動した体験のある私にとってはちょっと衝撃を感じるようなご指摘だった。
こうして「各駅停車」というタイトルで駄文の列記を続ける日々だが、そのタイトルを命名くださった管理人さんも同じだったかもしれないと思い、50代の大病の手術、60代を迎えてからの後遺症のある大病を患った私にとって、杖を手にするようにゆっくりと過ごすべきと機会を与えられたように思えてならない昨今である。
今、オーストラリア旅行の行程を仮想中だが、ブリスベンにも交流のある人物が在住しており、「会いたい」「見たい」「行きたい」「食べたい」などの「たい」という欲望を叶えるには、限られた日数で合理的に描きたいが、何分にも想像以上の国土なので西村京太郎サスペンスみたいなミステリックでドラマチックに考えようと思っている。
行くとしたらまず重視しなければならないのが体調のこと。メインの目的地であるパースへは直行便はなく、成田からシドニーへ直行する10時間近いフライトで経由することになるが、そこから5時間近くも搭乗を強いられるのだから飛行機嫌いにとっては大変である。
世界中でLCCが流行しているが、我々の世代には抵抗感が強く、絶対に利用したくない思いがあり、高くても「心の余裕も」重要なんて贅沢なことを考えてしまう。
様々な情報をHPで調べているが、世界中に飛んで体験談をブログに掲載している人もあり、多くの航空会社がトップページに広告を提供しているので驚かされた。
その人は飛行機に搭乗するのが趣味で目的であり、鉄道で言えば「乗り鉄」と呼ばれるだろうが、滞在したホテルの紹介も中々興味深い内容だった。
旅は行程を考えている時が楽しいという言葉があるし、帰るところがあるから幸せが感じられるとも言われている。
何度も入院しても悪運が強いようで生かされているが、余命を考えると最後の海外旅行になるかもれない。そんなところから後悔しないような内容で組み上げたいと考えている。
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