季節は師走を迎え、毎日のように「お節料理」のパンフレットが届く。ホテル業界で「偲ぶ会」や「お別れの会」のプロデューサーを担当していた現役時代、毎年大晦日になるとあちこちのホテルから「お節料理」が届き、2人で食べられないので友人や知人に貰っていただいて喜ばれていた。
「何でこんな物が届くの?」と不思議がられたが、ホテル業界が仏事のサービスに取り組み始めた頃で、その最先端のノウハウとソフトを有していたところから招聘され、年末の感謝の印として届けられたものだった。
偏食が病的なところから正直言って歓迎するものではなかったが、好き嫌いのない妻は歓迎していたようで、妻の友人や近所の方々が大勢我が家にやって来られていたものだった。
中元やお歳暮シーズンになると全国各地から様々なプレゼントが届くので恐縮しているが、ある時に宅配してくれた会社のスタッフの人が「何のお仕事をされているのですか?」と質問されていたことがあった。
軽トラックにいっぱい積んで来た物が全て我が家へ届けられた物だから不思議に思われたのだろうが、ある年に手紙で「義理のプレゼントは互いに止めましょう」と出したら一気に十分の一まで減ったので面白い体験となっている。
昔、100人以上の宗教者とご仏縁があり、お歳暮に特注の「草履」を届けていた時期があった。サイズの問題もあって簡単ではなかったが、足下に敷いて置いてくださいというのが私のコンセプトで、長年続いたのので正月用の草履は新調しないでよいと言われるお寺さんが多かった。
草履を好まれず下駄がお好きったお寺さんもおられたが、鼻緒のお好みまで前以て調べていたことも憶えている。
プレゼントを贈ることは簡単ではない。相手様が喜んでくださる物を選択するのは非常に神経を遣うもので、時には力関係で奥様のご意向に沿わなければならないケースもあり、特に食品にはお好みのメーカーをさりげなく告げられることもあり、プレゼントの専用ノートにはぎっしりと情報が書き込まれていた。
時には旅行先から送ることもあるが、最近は地酒や焼酎の名柄が増えたので飲めない私の靴鵜の種になっている。
今日の写真は駅のホームの電光案内版を。
「何でこんな物が届くの?」と不思議がられたが、ホテル業界が仏事のサービスに取り組み始めた頃で、その最先端のノウハウとソフトを有していたところから招聘され、年末の感謝の印として届けられたものだった。
偏食が病的なところから正直言って歓迎するものではなかったが、好き嫌いのない妻は歓迎していたようで、妻の友人や近所の方々が大勢我が家にやって来られていたものだった。
中元やお歳暮シーズンになると全国各地から様々なプレゼントが届くので恐縮しているが、ある時に宅配してくれた会社のスタッフの人が「何のお仕事をされているのですか?」と質問されていたことがあった。
軽トラックにいっぱい積んで来た物が全て我が家へ届けられた物だから不思議に思われたのだろうが、ある年に手紙で「義理のプレゼントは互いに止めましょう」と出したら一気に十分の一まで減ったので面白い体験となっている。
昔、100人以上の宗教者とご仏縁があり、お歳暮に特注の「草履」を届けていた時期があった。サイズの問題もあって簡単ではなかったが、足下に敷いて置いてくださいというのが私のコンセプトで、長年続いたのので正月用の草履は新調しないでよいと言われるお寺さんが多かった。
草履を好まれず下駄がお好きったお寺さんもおられたが、鼻緒のお好みまで前以て調べていたことも憶えている。
プレゼントを贈ることは簡単ではない。相手様が喜んでくださる物を選択するのは非常に神経を遣うもので、時には力関係で奥様のご意向に沿わなければならないケースもあり、特に食品にはお好みのメーカーをさりげなく告げられることもあり、プレゼントの専用ノートにはぎっしりと情報が書き込まれていた。
時には旅行先から送ることもあるが、最近は地酒や焼酎の名柄が増えたので飲めない私の靴鵜の種になっている。
今日の写真は駅のホームの電光案内版を。
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