30数年前から血圧降下剤を処方されている。原因不明の頭痛で医院へ行ったら血圧測定でびっくりの数値が出て、医師から「よく生きていたね」と言われたことを憶えている。
その時から軽度の睡眠導入剤も貰っている。これも血圧を下げる目的で処方されたものだが、それがないと眠れないと思ってしまう精神的な問題からずっと欠かせなくなっている。
もう20年ほど前のことだが、夜中の2時に就寝しようと思ったら薬を飲んでいないことに気付き、横着だがコップに半分残っていたビールで服用した。
明朝は7時半の「のぞみ」で博多に向かう講演が入っており、目覚まし時計を6時半にセットして起床したのだが、廊下を歩こうとすると右の壁に倒れてしまう。おかしいと異変に気付き布団に戻って正座をしたら横に倒れてしまう。これは尋常じゃないと15分ほど横になったら何とか回復。タクシーで新大阪駅に走って発車寸前に飛び乗ることが出来た。
博多駅には主催者側の人が迎えに来てくれていたが、早朝の異変のことを伝えて講演中にもしものことがあれば救急車の隊員にそのことを話してと頼むと、「そんな恐ろしいことを言わないでください」と返された。
その日は日帰りで夜遅くに帰阪し、次の日に医院へ行って前日の出来事について話したら、横着なことは命取りになる危険性があると叱られた。
薬とは怖いものである。10年ぐらい前のことだが、医院の先生から今日から1週間分の薬を増やすからと処方されたのだが、それは心拍数を少なくする作用があるそうで、1週間後に医院へ行ったら、「何か変化がありましたか?」と聞かれたので、朝方に変な夢を見ることがあると伝えると、「やはり、そうですか。悪夢を見るのは実は副作用なのです。この薬は止めましょう」となって処方が止まったが、絶壁で落ちそうな状況になっていたり、船のデッキから落ちそうな夢を見たから大変だった。
またホテルで深夜まで祭壇設営をしていた時のこと。時計を見ると午前2時を過ぎている。次の日は司会を担当しなければならず、用意されている自室で風呂に入って早く寝なければと後を託することにしたのだが、その時にテーブルの上にあったペットボトルの水でポケットの中にあった睡眠導入剤を飲んで部屋に戻った。
しばらく原稿整理をしてから風呂に入ったが、何か興奮しているようで身体がカッカしているのでおかしな感じ。それはベッドに入ってからも続き、朝まで一睡も出来なかった。
翌朝、最上階のレストランでバイキング形式の朝食を済ませ、食後に服用する薬を取り出したら見つからず、夜に飲んだ筈の薬が出て来た。そこで寝る前に血圧降下剤を誤飲していたことが判明。自分の仕出かした愚かなミスを悔やんだ思い出となっている。
今日の写真はエミレーツ航空の機内にあるラウンジバーを。乱気流に遭遇したらと考えると恐ろしいが。
その時から軽度の睡眠導入剤も貰っている。これも血圧を下げる目的で処方されたものだが、それがないと眠れないと思ってしまう精神的な問題からずっと欠かせなくなっている。
もう20年ほど前のことだが、夜中の2時に就寝しようと思ったら薬を飲んでいないことに気付き、横着だがコップに半分残っていたビールで服用した。
明朝は7時半の「のぞみ」で博多に向かう講演が入っており、目覚まし時計を6時半にセットして起床したのだが、廊下を歩こうとすると右の壁に倒れてしまう。おかしいと異変に気付き布団に戻って正座をしたら横に倒れてしまう。これは尋常じゃないと15分ほど横になったら何とか回復。タクシーで新大阪駅に走って発車寸前に飛び乗ることが出来た。
博多駅には主催者側の人が迎えに来てくれていたが、早朝の異変のことを伝えて講演中にもしものことがあれば救急車の隊員にそのことを話してと頼むと、「そんな恐ろしいことを言わないでください」と返された。
その日は日帰りで夜遅くに帰阪し、次の日に医院へ行って前日の出来事について話したら、横着なことは命取りになる危険性があると叱られた。
薬とは怖いものである。10年ぐらい前のことだが、医院の先生から今日から1週間分の薬を増やすからと処方されたのだが、それは心拍数を少なくする作用があるそうで、1週間後に医院へ行ったら、「何か変化がありましたか?」と聞かれたので、朝方に変な夢を見ることがあると伝えると、「やはり、そうですか。悪夢を見るのは実は副作用なのです。この薬は止めましょう」となって処方が止まったが、絶壁で落ちそうな状況になっていたり、船のデッキから落ちそうな夢を見たから大変だった。
またホテルで深夜まで祭壇設営をしていた時のこと。時計を見ると午前2時を過ぎている。次の日は司会を担当しなければならず、用意されている自室で風呂に入って早く寝なければと後を託することにしたのだが、その時にテーブルの上にあったペットボトルの水でポケットの中にあった睡眠導入剤を飲んで部屋に戻った。
しばらく原稿整理をしてから風呂に入ったが、何か興奮しているようで身体がカッカしているのでおかしな感じ。それはベッドに入ってからも続き、朝まで一睡も出来なかった。
翌朝、最上階のレストランでバイキング形式の朝食を済ませ、食後に服用する薬を取り出したら見つからず、夜に飲んだ筈の薬が出て来た。そこで寝る前に血圧降下剤を誤飲していたことが判明。自分の仕出かした愚かなミスを悔やんだ思い出となっている。
今日の写真はエミレーツ航空の機内にあるラウンジバーを。乱気流に遭遇したらと考えると恐ろしいが。
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