ちょっと小旅行に出掛けたが、宿泊先での回線アクセスの不具合で休載となった。
世界遺産として登録されている熊野古道を参拝してみようと行動したのだが、南紀の海岸線を走る「きのくに線」はカーブの連続でスピードが出せず、白浜までは2時間と少しで到着するのに、そこから先に新宮まで2時間近くも要する。振り子特急である「くろしお」の揺れは微妙で三半器官がおかしくなる。
新宮駅からバスで熊野川を遡る。約1時間で「志古」という駅でおり、そこからジェット船で「瀞八丁」の2時間コース。3年前の大雨の洪水の痕跡に衝撃を受けたが、はるか上に見える橋の欄干を水位が超えていた事実に自然の恐ろしさを再認識した。
ジェット船は途中で天井部分が開けられる。やまびこ橋の手前にある古くて有名な旅館の下の河原に立ち寄って上陸するようになっており、河原にはテントが張られて鮎の塩焼きなど飲食物を販売していた。
杖を手に河原まで降りて乗船するのは大変。岩場でもない砂場でもない砂利の足下にフラフラ。船までセッティングされていた50センチ幅の板を通るのが怖かった。
予約をしていなかったところから「志古」まで行ってみて乗船出来なかったらいけないので、新宮駅で電話で確認したら大丈夫とのこと。そこで駅前のバス会社の事務所でチケットを購入したら、乗船券もセットされたものがあり、帰路は紀伊勝浦駅までが含まれていた。
寺田町駅で前日に乗車券と指定席特急券を購入していたが、当日の駅のパンフレットを見ると4人で1万円程度の無駄遣いをしたことを知った。「ジパング倶楽部」の3割引きだからと勝手な思い込みが拙かったようで、そのパンフレットには3月末までキャンペーンを実施しており、大人往復で10800円、子供の料金は2000円というのだから信じられない話。乗車してから知ったのだから時すでに遅しということになった。
バスで紀伊勝浦駅に戻り、そこからタクシーで予約していたホテルまでお願いしたら、女性の運転手さんが専用の送迎バスがありますよと教えてくれたが、もうバスは疲れるところからそのまま走行して貰ったら、車内で地元の観光案内が丁寧で情報に詳しい。そこで次の日の那智の滝への参拝に貸切というお願いをしておいた。
ホテルの夕食は「まぐろ」に「クジラ料理」が中心で、「熊野牛」も出て来たが、それらを食べられたのは妻だけ。前に置かれている「お子様ランチ」を羨ましく思いながら眺めていた。
朝食は炊き立てのご飯が食べられるようになっており、それぞれに小さな釜がセットされている。一夜干しの魚をセルフで焼くのは好みだったが、生演奏されているグランドピアノがアンバランスな感じだった。
演奏された曲は「ロンドンデリーの歌」「マイウェイ」「モア」「ミスティ」「グレートレースの主題曲」だったが、バイキング形式の朝食ならよかったかもしれないが、旅館風の朝食スタイルにピアノという組み合わせはちょっと違和感を抱いてしまった。
素晴らしかったのは就寝前にお願いしたマッサージの方の技術。高齢の女性だったが久し振りにプロらしい方に巡り合ったことから、チェックアウト時に彼女に感謝していると伝えたらフロントに男性スタッフが「嬉しいことです。きっと喜びます」と言われた。
予約してあった時間にタクシーが来てくれた。前日の彼女との会話で予約者としての確認から私の姓を伝えていたが、昔の先生が同姓だったそうで、その先生が松阪市出身だそうで、彼女も何度か行かれた「海津」がお気に入りと知って盛り上がっていた。
那智の滝への参拝は簡単じゃない。もしも路線バスを利用していたら私だけは無理だっただろう。階段の数が半端じゃなく、私だけパスして先回りのコースとなった。
滝を参拝する神社まで133段の階段となっている。手摺りをしっかりとグリップしながら往復したが、足の疲れが尋常ではない状態になっている。
勝浦駅に「足湯」があるが、発車時間まで私だけが利用していた。
機会があったら熊野古道につながる秘話も紹介したいが、今日はここまでとして利用した「特急くろしお」の写真を掲載する。
世界遺産として登録されている熊野古道を参拝してみようと行動したのだが、南紀の海岸線を走る「きのくに線」はカーブの連続でスピードが出せず、白浜までは2時間と少しで到着するのに、そこから先に新宮まで2時間近くも要する。振り子特急である「くろしお」の揺れは微妙で三半器官がおかしくなる。
新宮駅からバスで熊野川を遡る。約1時間で「志古」という駅でおり、そこからジェット船で「瀞八丁」の2時間コース。3年前の大雨の洪水の痕跡に衝撃を受けたが、はるか上に見える橋の欄干を水位が超えていた事実に自然の恐ろしさを再認識した。
ジェット船は途中で天井部分が開けられる。やまびこ橋の手前にある古くて有名な旅館の下の河原に立ち寄って上陸するようになっており、河原にはテントが張られて鮎の塩焼きなど飲食物を販売していた。
杖を手に河原まで降りて乗船するのは大変。岩場でもない砂場でもない砂利の足下にフラフラ。船までセッティングされていた50センチ幅の板を通るのが怖かった。
予約をしていなかったところから「志古」まで行ってみて乗船出来なかったらいけないので、新宮駅で電話で確認したら大丈夫とのこと。そこで駅前のバス会社の事務所でチケットを購入したら、乗船券もセットされたものがあり、帰路は紀伊勝浦駅までが含まれていた。
寺田町駅で前日に乗車券と指定席特急券を購入していたが、当日の駅のパンフレットを見ると4人で1万円程度の無駄遣いをしたことを知った。「ジパング倶楽部」の3割引きだからと勝手な思い込みが拙かったようで、そのパンフレットには3月末までキャンペーンを実施しており、大人往復で10800円、子供の料金は2000円というのだから信じられない話。乗車してから知ったのだから時すでに遅しということになった。
バスで紀伊勝浦駅に戻り、そこからタクシーで予約していたホテルまでお願いしたら、女性の運転手さんが専用の送迎バスがありますよと教えてくれたが、もうバスは疲れるところからそのまま走行して貰ったら、車内で地元の観光案内が丁寧で情報に詳しい。そこで次の日の那智の滝への参拝に貸切というお願いをしておいた。
ホテルの夕食は「まぐろ」に「クジラ料理」が中心で、「熊野牛」も出て来たが、それらを食べられたのは妻だけ。前に置かれている「お子様ランチ」を羨ましく思いながら眺めていた。
朝食は炊き立てのご飯が食べられるようになっており、それぞれに小さな釜がセットされている。一夜干しの魚をセルフで焼くのは好みだったが、生演奏されているグランドピアノがアンバランスな感じだった。
演奏された曲は「ロンドンデリーの歌」「マイウェイ」「モア」「ミスティ」「グレートレースの主題曲」だったが、バイキング形式の朝食ならよかったかもしれないが、旅館風の朝食スタイルにピアノという組み合わせはちょっと違和感を抱いてしまった。
素晴らしかったのは就寝前にお願いしたマッサージの方の技術。高齢の女性だったが久し振りにプロらしい方に巡り合ったことから、チェックアウト時に彼女に感謝していると伝えたらフロントに男性スタッフが「嬉しいことです。きっと喜びます」と言われた。
予約してあった時間にタクシーが来てくれた。前日の彼女との会話で予約者としての確認から私の姓を伝えていたが、昔の先生が同姓だったそうで、その先生が松阪市出身だそうで、彼女も何度か行かれた「海津」がお気に入りと知って盛り上がっていた。
那智の滝への参拝は簡単じゃない。もしも路線バスを利用していたら私だけは無理だっただろう。階段の数が半端じゃなく、私だけパスして先回りのコースとなった。
滝を参拝する神社まで133段の階段となっている。手摺りをしっかりとグリップしながら往復したが、足の疲れが尋常ではない状態になっている。
勝浦駅に「足湯」があるが、発車時間まで私だけが利用していた。
機会があったら熊野古道につながる秘話も紹介したいが、今日はここまでとして利用した「特急くろしお」の写真を掲載する。
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