最近の国際線ではインターネットのランをセッティングしている航空会社もあるが、有料と無料があり、1時間料金とフライト時間というケースも存在している。
日本航空のシドニー便にはセッティングされておらず、機内からの発信は不可能ということになり、行くとなればパソコンは持参しないことになるだろう。
宿泊するならここだというホテルを調べてみると、室内でのネット接続は可能なようだが、デジカメでも購入して撮影した写真を添えてブログにでもと考えており、その時は管理人さんに教えていただかなければならない。
さて、数日前に読んだ新聞に「パシフィックビーナス」というクルーズ船で世界一周する企画広告があった。約3ヵ月の行程で最上のルームを利用すれば一人で3500万円。夫婦で行けば7000万円になるのだから衝撃的だが、一人350万円や500万円のルーム予約がすでにいっぱいとなっていると表示されていたので、裕福な人がいるものだと羨ましくなり、今日から発売されたジャンボ宝くじでもと思ってしまう。
この船は2万6000トンぐらいの大きさなので、波が高いとかなりの揺れが予想されるが、最近はそんなクルーズ船を使った国内の旅も人気が高いようで、様々な企画が登場している。
我々の年代は戦後のベビーブーム生まれなので中学校時代の生徒数も半端じゃなかった。クラスに50人以上いたと記憶しているし、私が中3の時は16クラスあり、2年生が24クラス、1年生が21クラスだったので今では想像も出来ないマンモス中学校だった。
そんな人達が定年退職を迎え、子供達の結婚を見届け、やがて誕生した孫の存在に喜び、親の介護や葬儀を体験しながら自身の健康に留意する日々を送っている。
そこで旅行や温泉に興味を抱く人達が多いのだが、観光産業もそんな団塊世代をターゲットにする企画がいっぱいあり、JR九州で話題の「ななつ星」を利用した人達にも目立って多いようである。
昔、我が家で英会話教室に場所を提供していたことがあった。講師をしていた人達はアメリカ、カナダ、オーストラリの若い人達で、そんなところから交流が続いている。
その時の参加者に友人も多く、70才になったらオーストラリアへ行こうかなんて話もあり、積み立てでもしようかまで進んでいたが、何度かの入院体験から動ける内に行かなければとの思いに駆られ、ちょっと計画をしてみようと考えている訳である。
妻はそれぞれの国に行き彼女達と会っているし、結婚式まで招待されたこともあるが、私の70才記念にオーストラリアと考えていたみたいで、私の昨年2回の入院にかなり衝撃を受けたようで、今の内にと考え始めたようである。
行くとなったら私にとって最後の海外旅行となるだろうし、葬儀の場に設けられるメモリアルコーナーの写真撮影もしなければという「終活」の一環でもある訳だが、そんな話をすると縁起でもないと嫌われている。
成田からシドニーへ飛ぶ日本航空771便だが、6年前の5月の今頃、信じられない出来事が発生していた。
成田空港を離陸してしばらく飛行した地点で、胴体下部のエアコンの点検孔の蓋が山間部に落下、1メートル四方以上の大きなもので、次の日に地元の人が発見した事件だった。
シドニーに到着して整備でパネルがなくなっている事実に驚き、会社を通じて国土交通省に報告が行われたが、よくぞ無事に飛行出来たものだと思ったし、地上で人的被害がなかったことは幸いだった。
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