前号で「愛読書」に関して書いたが、私のこれまでの人生にあっては様々な愛読書があった。振り返ってみると趣味に関する「囲碁クラブ」に「月刊 ヘラブナ」から仕事に関して「現代寺院」や「月刊住職」もあったが、大ファンとなった「金子みすゞさん」の詩の存在を知ることになった「プレジデント」にも感謝している。
何か興味を感じると凝り出すのが私の困った性格だが、一定の目標を決めると如何にして速く到達するかを重視し、まずは理論から整理することから始めたので、ボウリングやゴルフでも短期間で羨ましがられるほど上達した事実がある。
自慢していると誤解されたくないので加筆しておくが、ボウリングはボールに付着して来る油に興味を抱き、すぐに書店で入門書を購入して調べたら、レーンの上には摩擦しないがためのオイルが塗布されてあり、それが外側のガターから10枚目までは敷かれていないことを知ったし、分かり易く言えば、ピラミッドみたいにオイルを塗布するとハイスコア・レーンになる事実も学んだ。
次に知ったのがボウルそのものの秘密で、指穴を開けると球体バランスが変化するところから中にバランス調整のために錘となる物が入っており、それを考慮して前後左右に指穴を開ければ、勝手にカーブボールやフックボールが投げられる訳である。
次にゴルフだが、始めた頃は止まっているボールなのに難しいなと考えて練習場へ通ったものだが、そんな私に大きなヒントを与えてくれたのがビデオ映像だった。
それは、近所の人達と1泊で出掛けた信州へのゴルフコンペ。20人ほどのメンバーの中に電化ショップを経営する人がおり、彼が全員の朝のティーショットを収録してくれ、それを帰路のバスの中で放映した瞬間だった。
テレビ画面で多く目にするのはプロの華麗なショットだが、車内で聞こえた声は誰もが「俺じゃない」という言葉。何と酷いスイングをしていたものだと全員が思ったものである。
そこで結論に達したことがボールを打つのではなくスイングをすること。そこに偶々ボールがあって当たって飛んで行けばということで、練習場に行かなくなって素振りばかりしていたら俗に謂われるシングル・ハンディキャップを取得することになった。
しかし、その結果に至ったのはプラス思考という性格が大きかったことは確かである。ティーグランドに立って池やクロスバンカーがあっても、打てる場所が8割もあるではないかと考えられたことで、あそこだけは行きたくないと考えると、2割の確率なのに不思議と吸い込まれるように嵌ってしまうのも面白い話である。
ゴルフは多くの方々にアドバイスをしたが、グリップを伝授し、次に「練習場に行かない。素振りをするだけ」と言うと驚かれたが、それを実践された方々は全員が見違えるように上達をされたので感謝された歴史がある。
管理人さんが「ヘラブナ」に関する別冊のページを新設された。よくぞここまで調べられたものだとびっくりしたが、管理人さんがどんなレベルの人かを見事に物語るクリエーター的パワーを感じた。
今日の写真は「ヘラブナ」用の和竿、専用のケースに収めて蒐集していた一部である。
何か興味を感じると凝り出すのが私の困った性格だが、一定の目標を決めると如何にして速く到達するかを重視し、まずは理論から整理することから始めたので、ボウリングやゴルフでも短期間で羨ましがられるほど上達した事実がある。
自慢していると誤解されたくないので加筆しておくが、ボウリングはボールに付着して来る油に興味を抱き、すぐに書店で入門書を購入して調べたら、レーンの上には摩擦しないがためのオイルが塗布されてあり、それが外側のガターから10枚目までは敷かれていないことを知ったし、分かり易く言えば、ピラミッドみたいにオイルを塗布するとハイスコア・レーンになる事実も学んだ。
次に知ったのがボウルそのものの秘密で、指穴を開けると球体バランスが変化するところから中にバランス調整のために錘となる物が入っており、それを考慮して前後左右に指穴を開ければ、勝手にカーブボールやフックボールが投げられる訳である。
次にゴルフだが、始めた頃は止まっているボールなのに難しいなと考えて練習場へ通ったものだが、そんな私に大きなヒントを与えてくれたのがビデオ映像だった。
それは、近所の人達と1泊で出掛けた信州へのゴルフコンペ。20人ほどのメンバーの中に電化ショップを経営する人がおり、彼が全員の朝のティーショットを収録してくれ、それを帰路のバスの中で放映した瞬間だった。
テレビ画面で多く目にするのはプロの華麗なショットだが、車内で聞こえた声は誰もが「俺じゃない」という言葉。何と酷いスイングをしていたものだと全員が思ったものである。
そこで結論に達したことがボールを打つのではなくスイングをすること。そこに偶々ボールがあって当たって飛んで行けばということで、練習場に行かなくなって素振りばかりしていたら俗に謂われるシングル・ハンディキャップを取得することになった。
しかし、その結果に至ったのはプラス思考という性格が大きかったことは確かである。ティーグランドに立って池やクロスバンカーがあっても、打てる場所が8割もあるではないかと考えられたことで、あそこだけは行きたくないと考えると、2割の確率なのに不思議と吸い込まれるように嵌ってしまうのも面白い話である。
ゴルフは多くの方々にアドバイスをしたが、グリップを伝授し、次に「練習場に行かない。素振りをするだけ」と言うと驚かれたが、それを実践された方々は全員が見違えるように上達をされたので感謝された歴史がある。
管理人さんが「ヘラブナ」に関する別冊のページを新設された。よくぞここまで調べられたものだとびっくりしたが、管理人さんがどんなレベルの人かを見事に物語るクリエーター的パワーを感じた。
今日の写真は「ヘラブナ」用の和竿、専用のケースに収めて蒐集していた一部である。
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「振り返れば」へのコメントを投稿してください。