機内食②
白身の魚のグリル焼きと豆と小粒のジャガイモだが、これを機内のギャレーで電子レンジで焼いて持って来てくれる手間を考えると大変だが、旅人にとっては言葉が通じることこそ最高のサービスと考えてしまう。
相手は通じると思って話し掛けるのに、全然通じていない状態に困惑するだろうが、多国語化対応と謳っているホテルさえ、担当者が休日になっていたら最悪である。
滞在中のキャンベラのホテルは3階建てだが、床面積がびっくりするほど広く、毎回迷ってしまうような館内で1時間ほど散歩に出掛けて戻ったら、部屋の方向が分からず徘徊。メーキングスタッフがいたので声を掛けたら案内してくれた。
入国してからずっと食べ過ぎ。日本では「ざる蕎麦」や「お好み焼き」など炭水化物の摂取オーバーで蛋白質不足を懸念していたが、やって来てから蛋白質を結構食したし、医院の先生にアドバイスされた青野菜と果物を薬と思って積極的に食したら、何でそうなったのかは不明だが、3ヵ月前から兆候を感じていた右足裏の知覚障害が解消した。
ちょっとたべ過ぎ気味なので昼食を抜くことにしたが、夕食はホテル内でする予定。
フロントで周辺の観光地図を貰って来たが、行きたいところへ行くには徒歩では無理な所ばかり。そとは予想以上に気温が低いので風邪の症状が出たら大変と自重することにした。
パースのホテルもバスタブの他にシャワールームがあったが、ここも同じでもバスタブの深さと長さが随分と違う。隣が旧国会議事堂ということもあり、政府の要人や外国の人達の利用が多いのでグレードの高いホテルになっているようだが、我々庶民には敷居の高いレベルである。
明日にシドニーまで利用するエクスプローラー・トレインだが、キャンベラ発車が11時53分で、シドニー到着が15時59分。発車の1時間前にチェックインがあって荷物を預けることが出来るそうなので早目に行こうと考えている。
日本の新幹線で大きな旅行バッグがあれば大変であるし、空港を結ぶ特急列車に荷物専用のコーナーもあるが、もしも盗難の被害に遭ってはという不安もあるのが現実。ここのように預かりましたという引換券を発行するシステムは旅行者にとって大歓迎だが、座席に大きな荷物を持ち込まないでくださいと禁止事項があるのが面白いところである。
キャンベラとシドニーを結ぶ列車は日に3本しかなく、郊外にぽつんと立地しているキャンベラ駅は絶対に首都の駅とは思えない感じで、列車3両連結。「A」から「C」号車の内「A」号車がファーストクラス。半分が車内販売のコーナーになっているそうなので是非
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム「機内食②」へのコメントを投稿してください。