
さて、アメリカで行われている男子プロゴルフで松山選手が敗れてしまった。ストロークのトーナメントではなくマッチプレートーナメントだが、ゴルフ神髄の面白さはマッチプレーにあると言われている。
何処かのゴルフ場の会員となってハンデキャップを取得すれば月例競技に出場出来るが、マッチプレーとなっているクラブチャンピョン戦の本線には27ホールの予選という関門があるし、会員数の多いゴルフ場ではハンディキャップ10以下という条件を設定しているところもあり、中々簡単には挑戦出来るものではない。
予選を通過すると1位と16位、2位と15位というようにマッチプレーで対戦するのだが、2人でキャディ―さんを伴ってラウンドするので月例競技とは別世界である。
ハーフをラウンドしてから後半になると難しい問題が生じる。競技者以外の人達の存在があるからで、競技が優先されるので追い越して行くのだが、追い越される側は気分のよいものではなく、初日なら次々に8組に追い越されるのだから大変だ。
そんな競技に何度か出場した体験があるが、仕事ではいつも最悪のことを想定するマイナス思考だが、ゴルフの時はプラス思考になれるので自分でもびっくりするほど良い結果となっていた。
ゴルフのことに触れたところで前に書いたゴルフ仲間のことを再度紹介しておこう。長年ライオンズクラブで交流があったが、公式ハンディキャップが「0」なのだからびっくり。ホールインワンを7回も達成してその内の4回が月例競技などの公式記録なのだから凄いの一言。
7回目を記録した際のパーティーに出席したが、祝辞をした損害保険会社の人物のスピーチが面白かった。
「我々保険会社では、ゴルフ保険の加入者がホールインワンをされると『事故発生』となるのです。**さんは7回目なのですから最悪のお客様と言えますし、他社に申し込んでいただきたいぐらいです」
打球が他の人に当たって被害を及ぼしたらいけないと、ゴルフを始めてからずっとゴルフ保険に入会していたが、ホールインワンは1回も記録していない。ゴルフクラブの損傷も対象になっていたが、そっくり盗難に遭って保障されたことがあった。
今日の写真は冒頭で触れた「いすゞ」のボンネットバスを。
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