過日の号で「三丁目の夕日」に触れ、大分県豊後高田市にレトロな昭和の町があることも書いたが、その最寄り駅である日豊本線の宇佐駅が鉄道マニアの間では一度は撮影するべきという話題の駅であることを知った。
近くに有名な宇佐神宮があるからと思っていたらそんなことではなく、マニアの目的は駅のホームで停車中に駅名の看板を撮影することで、どうして?と思ったら「USA」という表記だった。
もうお分かりだろうが、ただそれだけが目的で列車を利用する人もあり、特急列車や快速でも1分停車となっている筈なので慌ただしい撮影となるだろう。
あちこちで「観光列車」が登場して話題を呼んでいる。あおの「ななつ星」の設計を担当された水戸岡氏が解説されていたが、「新幹線のダイヤはどうにもならない状況になっているが、在来線はどうにでもなる。列車を一時停車させて観光案内も可能だ」ということで、その列車に乗りたいために利用する人も出て来る訳で、随分昔から一部の特急列車で車内アナウンスが流れて徐行運転されることもあった。
名古屋から長野に向かう「特急しなの」や天王寺から新宮方面に向かう「特急くろしお」でも体験したが、一方で危篤状態になっている身内にために利用している人や、誰かの通夜や葬儀に向かう人達にはイライラさせることになることは確かで、そこに悲喜交々という言葉が過る。
トワイライト・エクスプレスが編成をスイート中心にして、大阪から敦賀の方へ向かい、琵琶湖を一周して中国地方を回るという行程だが、そんな臨時列車が数日後に運転されるニュースがあった。
豪華な観光列車の旅の企画も、JRが主催するのもあれば旅行会社が主催するケースもある。他瓶企画も様々で、一人旅だけのツアーが募集されたり、行先不明というミステリーツアーも人気が高い。
ミステリーツアーのパンフレットを読んでいると、ホテルの大浴場の写真などヒントになることも掲載されているので判明することもあるが、概ねは出発駅の時刻と帰着時間だけは表記されている。
旅の情報誌を読んでいたら気になることがあった。外国旅行で日本人がターゲットとして狙われていることが多いそうで、次々と新しい手口が出て来ているというので要注意だ。東南アジアで増えているのが「日本に行く予定があるので教えて欲しい」と民家に案内されるケースで、そこでギャンブルに参加させられて巻き上げられるというものだが、多くの被害が出ているそうなので外国旅行を予定されている人達に伝えたい。
今日の写真はタイ航空の747型機のファーストクラス。羽田とバンコク間を飛んでいるが、成田と関空からバンコクへは総2階建ての「A380型機」が飛んでいる。
タイ航空のファーストを利用すると、バンコク空港内で1時間特別なマッサージが受けられるサービスがある。
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