フィリピン近海で沈んでいた戦艦「武蔵」のことが話題になっている。何かの本で建造当時のことを呼んだことがあったが、大日本帝国時代だからこそ完成までの秘密が守られたように思ったことを憶えている。
話題の艦船が実際に「武蔵」だったら大変な発見である。
「武蔵」と言えば同じタイプで知られる「大和」が出て来るが、随分昔にこの幸せ列車の管理人さんがHP製作を担当された「広島のピピ」の社長から電話があり、戦艦「大和」の慰霊式典を沈没現場で執り行う企画があり、その協力を要望されているのでどうしたらと連絡があり、アドバイスをしたことを懐かしく思い出した。
関係者を乗船させて沈没現場で追悼式を行いたいというものだが、話の中に海軍の曲で有名な「海ゆかば」の存在も重視され、吹奏楽団も伴うという案もあったようだが、遠い昔に神戸から沖縄まで船で行った体験のある私は、1万トン以上の大型船をチャーターしないと絶対に無理。5千トン程度の船だったら追悼式どころでない問題が秘められていると指摘することになった。
もしも海が荒れたら1万トンの船でも立っておられないほど揺れるのが東シナ海の環境。そんなところで船酔い状態で管楽器を吹いて演奏するなんて絶対に無理というのが常識。船上で企画するなら鹿児島湾内で行うべきということを伝えたことを憶えている。
「ピピ」の社長は岡山から広島方面にあって広域な範囲に亘って葬儀司会者やセレモニースタッフを派遣しており、取引している葬儀社を通じて依頼を受けたと想像しているが、プロとして協力する場合に天候に左右されることはその時になってみないと分からないという問題が大きく壁になった筈である。
戦艦「武蔵」を製造したのは長崎で、戦艦「大和」は広島県の呉だが、呉には「大和」の記念館や潜水艦の中にも入れる施設があるそうなので一度は訪れてみたいと思っている。
20代の頃に初めて鹿児島県の知覧にある特攻隊の資料館に行ったが、青春時代に命を投げ出す運命となった純粋な使命感の崇高さに感銘と衝撃を受け、彼らがお母さんに寄せた遺書的な手紙を読みながら涙が溢れ、戦争なんて絶対にやってはいけないことを再認識していた。
集団的自衛権という問題も話題になっているが、この論議に入る前に全国会議員が知覧に訪れて学んで欲しいと願うばかりで、イスラム国やボコハラムをはじめとする国際的なテロの問題や内乱的な愚かな争いのニュースを見聞きしながら、宮沢賢治の「アメニモマケズ」の詩を思い出す昨今である。
今日の写真は「知覧特攻平和会館」を。
話題の艦船が実際に「武蔵」だったら大変な発見である。
「武蔵」と言えば同じタイプで知られる「大和」が出て来るが、随分昔にこの幸せ列車の管理人さんがHP製作を担当された「広島のピピ」の社長から電話があり、戦艦「大和」の慰霊式典を沈没現場で執り行う企画があり、その協力を要望されているのでどうしたらと連絡があり、アドバイスをしたことを懐かしく思い出した。
関係者を乗船させて沈没現場で追悼式を行いたいというものだが、話の中に海軍の曲で有名な「海ゆかば」の存在も重視され、吹奏楽団も伴うという案もあったようだが、遠い昔に神戸から沖縄まで船で行った体験のある私は、1万トン以上の大型船をチャーターしないと絶対に無理。5千トン程度の船だったら追悼式どころでない問題が秘められていると指摘することになった。
もしも海が荒れたら1万トンの船でも立っておられないほど揺れるのが東シナ海の環境。そんなところで船酔い状態で管楽器を吹いて演奏するなんて絶対に無理というのが常識。船上で企画するなら鹿児島湾内で行うべきということを伝えたことを憶えている。
「ピピ」の社長は岡山から広島方面にあって広域な範囲に亘って葬儀司会者やセレモニースタッフを派遣しており、取引している葬儀社を通じて依頼を受けたと想像しているが、プロとして協力する場合に天候に左右されることはその時になってみないと分からないという問題が大きく壁になった筈である。
戦艦「武蔵」を製造したのは長崎で、戦艦「大和」は広島県の呉だが、呉には「大和」の記念館や潜水艦の中にも入れる施設があるそうなので一度は訪れてみたいと思っている。
20代の頃に初めて鹿児島県の知覧にある特攻隊の資料館に行ったが、青春時代に命を投げ出す運命となった純粋な使命感の崇高さに感銘と衝撃を受け、彼らがお母さんに寄せた遺書的な手紙を読みながら涙が溢れ、戦争なんて絶対にやってはいけないことを再認識していた。
集団的自衛権という問題も話題になっているが、この論議に入る前に全国会議員が知覧に訪れて学んで欲しいと願うばかりで、イスラム国やボコハラムをはじめとする国際的なテロの問題や内乱的な愚かな争いのニュースを見聞きしながら、宮沢賢治の「アメニモマケズ」の詩を思い出す昨今である。
今日の写真は「知覧特攻平和会館」を。
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