夜
さっきバスルームを使ったが、バスタブが深くて長いので日本人にも結構である。観光地にホテルのバスタブに湯をいっぱい張っても浅いので並行することもあるが、このホテルはその反対で、しっかりと手摺を持っていなければ大変なことになる危険性もあるかもしれない。
湯を満杯の8割程度にして入り、バックを枕にしても足下が届かないのだからゆったりだが、様々なアメニティの意味が分からず、シャワールームの中に同じ物があるのを見つけて確認したら理解に至った。
石鹸と思しきオイルが「アーモンド」と表記してある。それはメーカーの名か原料なのかは分からなかったが、シャワールームの方で使用した。
こんなに夜が長いことを実感したのは初めてかもしれない。冷蔵庫やミニバーを開けてドクターストップで飲めない自分が情けないが、昨年に体験した鈍痛の苦しさと11日間の絶食と点滴に泣かされたことを考えるとあっさり答えが出るのだから勝手である。
そんなところから今回の写真は誘惑に負けそうになった部屋の引き出しにあったミニバーで、撮影したらすぐに閉めておいた。
この文字を打っている最中、おかしな現象が起きた。2行目になると5文字から出て来るからで、変なボタンを押してしまったからのようだが、面倒だが全て手直して発信すればよいと考えて実行している。
オーストラリアは日本の季節と真逆で今は冬に突入するところである。赤道を越えると南へ行くほどさむくなるのでパースやシドニーに比べてキャンベラは寒いが、日中はコートが必要という冷え込みはないので過ごし易い。
地元の人達の発音を聞いていると「カンベラ」と言っているように思えるし、昨日に利用した飛行機の機内放送でもそう聞こえた。日本的な片仮名発言が正しいと思うのは間違いのようで、パンの英語さえ通じなかったので寂しかった。
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