管理人さんも触れられていたが、イスラム国の非道な行動が世界中に報じられて衝撃を受けている。
これまでに何度も書いたが「宗教と戦争は人を変える」という問題は人間社会の宿命みたいなもので、過去、現在、未来にどうにもならないキーワードである。
人を幸せにと「宗教」が登場するが、歴史を振り返ってみると、庶民が戦乱に虐げられている環境に「今こそ宗教が」と登場するし、平和な社会になれば「心が大切」と宗教が活発に動き出す。
仏教は「奪い合いから与え合い」の思想が重視されているし、感謝する教えもあるが、「偶像」を認めていないイスラムの世界では他を認める考え方はなく、これからも世界中で不幸な事件が多発すると予想している。
人は教育を受けて書物を読み、やがて自身の常識や物差しを有することになるが、「宗教第一」と考える人達の行動は常人では絶対に理解不可能であり、色の付いたメガネが透明になることは絶対にないと断言する。
イスラム国とは暴力組織集団であり「戦争ゴッコ」で遊んでいるレベルである。ボコハラムの拉致事件も同じだが、両者に常識は通じない。今回のやりとりでそれらを理解した人達が多いと思うが、20年前に起きた地下鉄サリン事件という大変な体験をしている筈の我が国民が、宗教を掲げた組織集団が尋常でないことを学んでいた筈だと思ってしまう。
信仰をして手を合わす姿は美しいものだが、他を認めることが出来なければ宗教ではないという結論に至る。宗教組織に力が集約されることを時の権力者が危機感を抱き、弾圧の行動をしたケースは我が日本の歴史にもあるが、これらはこれからも間違いなく続く永遠のテーマで、自者の幸せのために他者を犠牲にすることを気にしない背景に自身が信仰する「神」の喜びにつながると信じられたらどうにも止められないのである。
現実として我々日本人に危険が増したことは否めないが、そもそも今までが幸せ過ぎたと考えることも重要だろう。何かのニュース番組で沖縄に対する政府の一連の対応に関して「民主主義ではない」というような発言をした解説者がいた。
仕事で外国によく出掛ける知人がいる。彼が、「日本は安全で素晴らしい国だ」としみじみと語っていたこともあったが、宗教の違いから他を認めない社会がある以上世界平和は絶対に不可能であることを理解するべきである。
人の命を何とも思わない人達の行動で、本当に宗教と言うならば、少なくともご遺体を粗末に扱うことはないと信じたい。
今日の写真は奈良の東大寺の大仏様を。
これまでに何度も書いたが「宗教と戦争は人を変える」という問題は人間社会の宿命みたいなもので、過去、現在、未来にどうにもならないキーワードである。
人を幸せにと「宗教」が登場するが、歴史を振り返ってみると、庶民が戦乱に虐げられている環境に「今こそ宗教が」と登場するし、平和な社会になれば「心が大切」と宗教が活発に動き出す。
仏教は「奪い合いから与え合い」の思想が重視されているし、感謝する教えもあるが、「偶像」を認めていないイスラムの世界では他を認める考え方はなく、これからも世界中で不幸な事件が多発すると予想している。
人は教育を受けて書物を読み、やがて自身の常識や物差しを有することになるが、「宗教第一」と考える人達の行動は常人では絶対に理解不可能であり、色の付いたメガネが透明になることは絶対にないと断言する。
イスラム国とは暴力組織集団であり「戦争ゴッコ」で遊んでいるレベルである。ボコハラムの拉致事件も同じだが、両者に常識は通じない。今回のやりとりでそれらを理解した人達が多いと思うが、20年前に起きた地下鉄サリン事件という大変な体験をしている筈の我が国民が、宗教を掲げた組織集団が尋常でないことを学んでいた筈だと思ってしまう。
信仰をして手を合わす姿は美しいものだが、他を認めることが出来なければ宗教ではないという結論に至る。宗教組織に力が集約されることを時の権力者が危機感を抱き、弾圧の行動をしたケースは我が日本の歴史にもあるが、これらはこれからも間違いなく続く永遠のテーマで、自者の幸せのために他者を犠牲にすることを気にしない背景に自身が信仰する「神」の喜びにつながると信じられたらどうにも止められないのである。
現実として我々日本人に危険が増したことは否めないが、そもそも今までが幸せ過ぎたと考えることも重要だろう。何かのニュース番組で沖縄に対する政府の一連の対応に関して「民主主義ではない」というような発言をした解説者がいた。
仕事で外国によく出掛ける知人がいる。彼が、「日本は安全で素晴らしい国だ」としみじみと語っていたこともあったが、宗教の違いから他を認めない社会がある以上世界平和は絶対に不可能であることを理解するべきである。
人の命を何とも思わない人達の行動で、本当に宗教と言うならば、少なくともご遺体を粗末に扱うことはないと信じたい。
今日の写真は奈良の東大寺の大仏様を。
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