吹き荒れる強風は私のような杖を手にする障害者には大変。ビル風に煽られて転倒しそうになるので気を付けなければならない。
そんな全国的な強風は、もうすぐ運転されなくなる「トワイライト・エクスプレス」だが、今日１０日は上下共運休となった。原因は強風という判断だったが、乗車する予定だった人達はさぞかし残念な思いと想像する。
もう２回の運転で定期運転がされなくなるが、最後となる日は多くの鉄道ファンが殺到することだろう。
何度か書いたが、鉄道マニアには「乗り鉄」「撮り鉄」「録り鉄」などがあり、最後の運転になることを「葬鉄」なんて言葉が飛び交っているが、ホームにいる一般の人達や駅員さん達に迷惑を掛けない行動は当たり前だが、趣味の世界で加害者や被害者にならないようにありたいものだ。
鉄道マニアに女性も増えているそうだ。「女子鉄」という言葉もあるみたいで、マニアのＨＰにはびっくりする世界が紹介されていた。
昨日のニュースに物議の対象になった出来事があった。名古屋から新大阪まで新幹線を利用したある大学の副学長だが、ホームにいる時に看板が目に留まり無性に購入したくなって改札を出て、その店舗内で時間を過ごしてしまい、乗車予定の列車に乗り遅れてしまった。
仕方なく次の列車に乗車したのだが、乗り遅れた指定席同と同じ号車の席に着席、検札にやって来た車掌から自由席への移動を求められ、少し反論抵抗してから指定席料金を支払うことにしたのだが、ブログにこの出来事を書いて車掌の名前まで明記したのだから非難されるのは当たり前である。
指定席の列車に乗車しなかったら自由席なら問題なく乗車されることになっているが、この教授は指定席を購入した際に「指定席が空席なのだから」と反論したとも書いていた。
自分の恥を晒してどうするの？という指摘もあったが、大学教授で副学長という立場でこれはないだろうというのが率直な疑問である。
岡山と高松を結ぶ瀬戸大橋線の「マリンライナー」の指定席に関するニュースもあった。前以って購入されている指定席の場合には検札する作業が少なくなるということで、最近の新幹線や在来線の特急列車でも端末情報を手にするシステムで検札に来ないことが多く、発車直前に購入した人のように、座っていない筈の席に乗客がいた場合は検札が行われることになるのである。
今月１４日にＪＲの全国ダイヤが変更される。北陸新幹線も開業するし、新しい列車も登場する一方で、その役目を終えて消え去る列車もある。利用した列車は旅の思い出であり人生のアルバムの１ページに記録されているので寂しさもある。
「おとなび」という言葉でＪＲの旅の企画が出ているが、最近は信じられない価格の外国旅行もある。数日前の新聞広告にあった台湾旅行は、３泊４日で往復エバー航空のビジネスクラス利用で「６９９００円」となっていた。
今日の写真はある航空会社のビジネスクラスの機内。こんな色合いで落ち着くことは難しいような気がする。
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