北海道に襲来した冬の嵐は凄まじいものだった。40メートルを超える強風も吹き荒れた、猛吹雪で視界が悪いことからあちこちで交通事故が発生。高波によって小樽の灯台が崩壊したニュースもあった。
そんな影響で6日に札幌を出発した「トワイライト・エクスプレス」が16時間遅れで8日に大阪に到着したそうだ。今春に姿を消してしまうので寂しいが、ずっと予約がいっぱいになっているということも紹介されていた。
観光列車だし長距離路線なので通過する地方で何かが起きればすぐに運休となる寝台列車だが、こんな天候で16時間も遅れたことは初めてだそうで、乗客の皆さんもさぞかし付かれただろうと想像する。
6日の午後2時05分に札幌を発車、7日の午後0時53分に大阪駅到着予定だったのが、強風や大雪の影響で秋田県の象潟駅で7時間半も停車、そこからどんどん遅れてしまい、ついに16時間となってしまったらしいが、新潟県の村上駅でミネラルウォーターとパンの缶詰が配られたそうだ。
長時間の乗車が出来て羨ましいという書き込みもあったが、情報が届かない車内だったら大変だったことだろう。旅に変化が生まれているのは確かなこと。単なる移動手段だった列車が「乗る」ことそのものを旅と考える人達が増え、全国で観光列車やイベント列車が運転されている。
JR西日本、JR東日本も豪華な寝台列車を製造している情報もあるが、九州の「ななつ星」の成功は全国的に大きな影響を及ぼしたようである。
ある鉄道マニアの話だが、列車が走行中にレールの継ぎ目の音で大凡の速度が分かるそうで、25メートルのレールの継ぎ目を1分間に何回あるかを数えれば分速、時速が判明するというものだが、最近に増えたロングレールで分からなくなったと話していた。
過日に京成電鉄でレールの亀裂が発生して2時間近く運転見合わせが起きていたが、レールには若干の電流が流れており、それが切断されたりすると近くの信号が赤になって列車が停止するようになっている。
さて、中国で様々な事故が発生した際、犠牲になった人は「35人」と報道されている事実があることをご存じだろうか。過去に発生した新幹線事故もそうだったし、上海で起きた警備の不備が原因となったみたいな事故もそう発表されていた。
そんな数字の発表には裏事情があり、「35人」以上の犠牲者が出るとその管轄局の責任者が処罰対象になるからだそうで、実際の犠牲者はそれ以上ということが秘められているようである。
如何にも中国らしい逸話だが、政府が国民に情報をオープン化しない姿勢は恐ろしいことで、我が国の原発事故でも様々な憶測が流れている。
もうすぐ阪神淡路大震災から20年だが、10年目の慰霊式のリハーサルに参加したことがある、過去にも書いたが、畏れ多くも天皇陛下の役を担当して歩いて入場したら、担当者から「陛下はそんな早く歩かれません」と指摘されたことを憶えている。
犠牲になられた方の葬儀を担当した歴史もあるが、改めてあの恐ろしかった日のことを思い出している。
今日の写真は「1・17」の文字。校庭に描かれたこの数字を忘れないようにしたい。
そんな影響で6日に札幌を出発した「トワイライト・エクスプレス」が16時間遅れで8日に大阪に到着したそうだ。今春に姿を消してしまうので寂しいが、ずっと予約がいっぱいになっているということも紹介されていた。
観光列車だし長距離路線なので通過する地方で何かが起きればすぐに運休となる寝台列車だが、こんな天候で16時間も遅れたことは初めてだそうで、乗客の皆さんもさぞかし付かれただろうと想像する。
6日の午後2時05分に札幌を発車、7日の午後0時53分に大阪駅到着予定だったのが、強風や大雪の影響で秋田県の象潟駅で7時間半も停車、そこからどんどん遅れてしまい、ついに16時間となってしまったらしいが、新潟県の村上駅でミネラルウォーターとパンの缶詰が配られたそうだ。
長時間の乗車が出来て羨ましいという書き込みもあったが、情報が届かない車内だったら大変だったことだろう。旅に変化が生まれているのは確かなこと。単なる移動手段だった列車が「乗る」ことそのものを旅と考える人達が増え、全国で観光列車やイベント列車が運転されている。
JR西日本、JR東日本も豪華な寝台列車を製造している情報もあるが、九州の「ななつ星」の成功は全国的に大きな影響を及ぼしたようである。
ある鉄道マニアの話だが、列車が走行中にレールの継ぎ目の音で大凡の速度が分かるそうで、25メートルのレールの継ぎ目を1分間に何回あるかを数えれば分速、時速が判明するというものだが、最近に増えたロングレールで分からなくなったと話していた。
過日に京成電鉄でレールの亀裂が発生して2時間近く運転見合わせが起きていたが、レールには若干の電流が流れており、それが切断されたりすると近くの信号が赤になって列車が停止するようになっている。
さて、中国で様々な事故が発生した際、犠牲になった人は「35人」と報道されている事実があることをご存じだろうか。過去に発生した新幹線事故もそうだったし、上海で起きた警備の不備が原因となったみたいな事故もそう発表されていた。
そんな数字の発表には裏事情があり、「35人」以上の犠牲者が出るとその管轄局の責任者が処罰対象になるからだそうで、実際の犠牲者はそれ以上ということが秘められているようである。
如何にも中国らしい逸話だが、政府が国民に情報をオープン化しない姿勢は恐ろしいことで、我が国の原発事故でも様々な憶測が流れている。
もうすぐ阪神淡路大震災から20年だが、10年目の慰霊式のリハーサルに参加したことがある、過去にも書いたが、畏れ多くも天皇陛下の役を担当して歩いて入場したら、担当者から「陛下はそんな早く歩かれません」と指摘されたことを憶えている。
犠牲になられた方の葬儀を担当した歴史もあるが、改めてあの恐ろしかった日のことを思い出している。
今日の写真は「1・17」の文字。校庭に描かれたこの数字を忘れないようにしたい。
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