数日前の号で「サービス」について触れたが、世の中には様々なサービスが存在している。シドニー空港の乗り継ぎは意外と大変みたいで、日本語が話せるガイドが有料でアシストしてくれるビジネスがある。
4~5人対応で「18000円」と表記されていたが、一人に付き「5000円」というものもあった。
国際線から国内線に乗り継ぐまでに入国手続きを済ませ、預けた荷物を受け取ってから税関を通ることになるが、食品の持ち込みは一切禁止されており、前に触れたように処方薬の申告が大変みたいである。
日本航空を利用すると早朝に到着するが、この時間帯はアジア各地からの便が集中しており、検疫通路などに長蛇の列が予想され、乗り継ぎまでの時間が迫ると心細くなるようである。
オーストラリア国内はカンタス航空の独占場だった時期が長いが、近年に登場した格安航空会社の影響もあり、厳しい戦いが繰り広げられているようである。
国際線のターミナル内にはカンタス航空の国内線乗り継ぎチェックイン窓口があり、ここで荷物も預かってくれるので便利だし、国内線ターミナルへも専用バスで内部路線を走行されるが、他社便への乗り継ぎにはそんな対応はなく、外のバスや地下を走る電車で移動を強いられるので大変である。
国内線ターミナルビルもカンタス専用とそれ以外というように分かれており、国家の保護を受けている感もあるが、国内線の料金はLCCなら約半額なので流れているようで。
航空会社には「マイル」というポイント制度をセッテイシテいるのは常識だが、そのポイント数によって様々なメンバークラス登録が可能で、まるで宗教団体軍隊の構図のように上を求めてポイント取得のために飛行機を利用している人もいるようだ。
そんな中、日本航空を利用する2日間の行程で、16路線を乗り継ぐ経験をした人物もおられたし、それぞれの航空会社が加盟するグループ便を経由して「世界一周」をするチケットまで販売されているのだからびっくりで、ただ只管飛行機に乗り続ける人達が結構多いことを知った。
そんなグループがいくつかあるが、我が国の航空会社が加盟するのは全日空やシンガポール航空などが加盟する「ワンワールド」と、日本航空、カンタス航空などが加盟する「スターアライアンス」となっており、同じグループ内ならマイレージが加算される。
行きたい目的地は西側にあるパースだが、全日空のマイレージ積算でシンガポール空港を経由するシンガポール航空で行けば便利だが、直行便の方が楽だし言葉の問題もないところから成田からシドニーへ行き、カンタスの国内線でパースへなんて考えている。
ネット社会の進化は想像もしていなかった世界もある。自分が搭乗予定の飛行機が今現在何処を飛行しているか?高度は?速度はなどのリアル追跡情報が瞬時に出て来るのでまるで機内のナビを見ているみたいである。
一度「JL771」や「JL772」と打ち込まれ「日本航空(JL)♯771 Flight AwareのHPでご確認を。因みに「771便」は成田からシドニー便。「772便」はその復路です。
興味深いのは地図の右側の枠に表記されているリンクボタンを確認することで、例えば777-200型機」をクリックするとボーイング777-200型機が今の時間に、世界中で何処を飛行しているかが把握出来る情報でその数に驚かれる筈で、行方不明になったマレーシア航空の情報でも発表されたことがあったのは記憶に新しいところである。
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