列車のページなのに飛行機のことばかりで恐縮だが、今日も成田からシドニーへ飛ぶ「771便」について書いておこう。
この便は日本航空となっているが、運航を担当しているのは2010年12月に統合されるまで日本航空の構成会社であった「JALウェイズ」で、CAの半数ぐらいがタイやフィリピンの人達だそうである。
元はチャーター機を中心に対応していた会社だが、旅行会社の人に聞いた話では、人件費の割愛を目的に外国人を雇用したこともあるそうで、搭乗者からは一生懸命に担当していると評価が高いようだ。
「771便」は2年前の1月に機内でハプニングが発生し、成田空港へ引き返すという出来事が知られている。
飛行中にビジネスクラスの下部付近で出火騒ぎがあり、どうやら電気系統のトラブルだったようだが、機内アナウンスで「引き返すこと」「燃料を捨てるために旋回する必要がある」と流されたので乗客がパニックに陥った様子を克明に紹介しているブログがあった。
ご本人が実際に搭乗されていたそうで、午後11時近くに成田空港へ戻ったために、午後11時以降は離陸出来ない規定のある成田ではどうにもならず、次の朝の出発ということで成田の日航ホテルへバスで移動された顛末も綴られていた。
改めて入国手続きをしなければならないが、担当する人達もすでにおられず、体制が整うまで機内で待機することになったらしいが、機内食も出ていない時間帯の出来事だったことから、ホテル側が急遽ビュッフェ料理を準備して対応したそうである。
死の恐怖を体験したご本人は、それから人生観が大きく変化されたみたいで、生還された貴重なご体験だったように思える。
確か管理人さんも高知空港へ胴体着陸したボンバル機に搭乗されていたご体験があった筈だが、機上で予想外の出来事が起きると間違いなく「乗らなかったらよかった」と後悔されると考える。だから後悔することが嫌いな私は飛行機を避けて来た訳であるが、外国に行くにはどうにもならないので運否天賦という思いが浮かんでしまう。
成田空港のJALのホテルに何度か宿泊したことがある。ブラジルの知人が早朝に到着されるので迎えに行ったのだが、当時は警備が厳しく、タクシーでも徹底的に検問対象になっていたので大変だったし、身内が空港内のホテルで結婚披露宴をしたので出席したこともあった。
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