人の明日は不明だが、こんな災難に遭遇して終焉を迎えることは「運命」という言葉で語られることは絶対にないように考えたい。噴石で負傷された若い女性が携帯電話でお母さんに感謝と別れの通話があったそうで涙を誘っていたが、自然の猛威による災害は対象物とならないので怒りをぶつけることが出来ないことも悲しいところだ。
放送に従事する立場の人で注意しなければならないのは、人の名前の読み間違いと地名の誤読である。今回でも「みたけやま」「みたけさん」と呼んでしまったアナウンサーもいたが、勝手な思い込みは命取りになるし、被害者側を余計に気付付ける要因にもなるので気を付けて欲しい。
多くの司会者達へ指導して来た歴史があるが、間違ってはいけないことは「書いて読め」と教えても、書いている内容が誤っていたらどうしようもなく、いつも「？」と「ＩＦ」を心しておくようにとアドバイスしていた。
自分の仕事でお客様からミスを指摘されることは何より恥ずかしいこと。プロなら羞恥心を絶対に忘れないようにありたいではないか。
昨日「水曜日」は「まぐまぐブログ」の発信日だが、食品偽装問題などの謝罪会見について思うところを書いておいた。政治家が「秘書のミス」と保身に走るケースも少なくないが、大企業でも部下の責任とするふざけた無責任経営者が存在している。謝罪会見のニュース映像を観ているとそんな姿勢がありていに見えて来る。
最近、人の教育に関して研修要望が多くなった。目立って多いのがホテルや旅館だが、我が業界である葬祭業でも一気に増えて来ている。
２０世紀の終わりの頃にハードとソフトという言葉が目立っていたが、ソフトに関して最も重要なことが「人」の存在で、そこに気付かれた経営者が増えたことは歓迎したいことである。
今日のニュースの中でネットに投稿されている「ドライブレコーダー」の映像が話題になっていた。車載するカメラが事故を記録しているところから安全運転の啓蒙になるという話だったが、私は随分昔から運転免許の更新時の受講で「交通事故の被害者のお通夜や葬儀」を見せるべきと言って来ており、それは反省では済まない後悔の現実がはっきりと伝わるからである。
今日の写真は何度か利用した宮崎観光ホテルを。
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