政府の地方活性化の政策で自治体や地域でプレミアム商品券を発行したり、観光客の誘致のために宿泊割引補助を打ち出していることも多く見られるが、一部のホテルや旅館では「当方は対応いたしておりません」と表記しているところもある。
地元の役所や観光協会が協力した企画の中で、「当方では利用出来ません」とはびっくりだが、しっかりと固定客を確保している現実があるからのようだ。
スカイマークが一連の問題が表面化して今は全日空の支援に関して難色が伝えられているが、果たしてどうなるのだろうかと興味を抱いている。
羽田空港で国際線対応するようになって多くの外国人が成田便から羽田便に流れている。そんな中でスカイマークの専用みたいになっていた茨城空港が「北東京空港」として中国人に人気がある事実がある。
中国のLCC航空会社の乗り入れもあるが、地元の行政が補助金を出し、都内までのリムジンバスを破格な価格で運航させていることも知られている。
成田から都内までの所要時間と余り変わらなければ歓迎されるし、航空会社にとって着陸料の安い空港はそれこそ「渡りに船」ということになる。
過去に何度か茨城県の「つくば」に行ったことがあるが、東京駅の八重洲口からJRと関東バスの高速バスが10分間隔で出ていたし、利用客が多いので並んでいいても一本待つということもあり、そこで80人乗りの大型バス「メガライナー」が導入されたが、秋葉原から「つくばエクスプレス」が開通してバスを利用する人も少なくなった。
バスは首都高速から常磐道を走行して土浦桜インターを経てつくばバスセンターへ向かうが、往路は65分の予定だが、復路は渋滞で2時間ということも起きていた。
「つくばエクスプレス」なら快速で45分なので楽だが、秋葉原のホームまでが大変。何度もエスカレーターに乗り換えて地下深くに降りなければならないからだ。
数日前、つくばエクスプレスの電車で問題が出ていた。速度を運転席へ伝えるシステム機材が落下寸前だったという事象だが、4カ所あるネジの3箇所が外れていたというのだから整備ミスというヒューマンエラーのようである。
この電車の嫌いなことが地下ホーム以外に二つある。一つは地下鉄にたいに地上に出るまで随分と時間を要することで、もう一つは130キロ運転という恐怖感である。
この鉄道は新しく施設されたにも関わらずJRと同じ狭軌のレール幅となっており、どうして新幹線みたいに標準軌にしなかったのだろうかと思えてならない。きっとJRの在来線への乗り入れ予定でもあるのかもしれないが、これだけ高速運転するなら標準軌を選択するべきだったと指摘したい。
そうそう、前述した「メガライナー」の大型バスだが、導入された4台の内の2台が東名高速道路で火災事故を起こしたことで話題をよぶことになった事実もある。
今日の写真はそんな「メガライナー」を再掲しよう。
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