今日はゴルフのことについて触れよう。メンバーの紹介だけでビジターがラウンド出来るゴルフ場も多いが、常識的なドレスコード的な服装規定があることを知っておきたいものである。
玄関から入る場合はスーツかブレザー着用となっているし、スニーカーやジーンズでは入場お断りというところもある。
ラウンド時の服装にも襟付きシャツでズボンやスカートの上に出すタイプではなく、内部へ収める条件があり、半ズボン着用時にはロングのソックスが常識となっている。
10年ほど前まで時折に出掛けていたことがあるが、自分のホームコースは20年前ぐらいに競技に出場しなくなってから会費だけ払って利用せず、随分と勿体ないことをしたと思っている。
かつては世の中がバブルと呼ばれていた時代があったが、関東のあるゴルフ場の会員権相場が4億円を超えたので話題になったし、関西圏でも2億円を超すゴルフ場が数カ所存在した歴史があっても、今や全てが1千万円以下に下落しており、数万円で売りに出されているゴルフ場も出ている。
数社の会社を経営している知人が10カ所ぐらいのゴルフ場のメンバーになっており、その大半が夫婦会員。高額な時期にそれだけで20億円の資産となっていたのでびっくりしたが、それも今では全てで1億円を切ってしまっている。
10年前の独り言の過日の号で、弊社で行われたイベントのことがあったが、その時に手伝って貰ったのがあちこちでゴルフ場を経営していた人物で、その人脈から高齢者や健康に関する組織団体や企業に協力いただくことが出来た。
ある時一流ホテルの総支配人達と共にゴルフ場に招待して貰ったことがあった。当日に一人が体調不良で来れなくなり、代わりにラウンドして貰ったのが所属していた現役のプロ。レギュラーティーからだったが、4アンダーでラウンドされたので流石と感心したら、「レギュラーティーからだったら8アンダーぐらいでラウンドしなければ」と言われたのでプロの凄さを改めて学んだ。
私の同業者で東京にいる若い人物だが、ある時、彼から「雑誌に掲載されました」と電話があったので仕事のことかと喜んだらそうではなく「ゴルフ雑誌」でドラコン大会で全国2位になったと聞いて驚くことになった。
彼が大阪にやって来て友人の割烹に連れて行ったら、会話が弾んで次の日にゴルフに行くことになった。
友人の店にはアマの世界で有名な人物も来店しており、友人が何度もラウンドしていることもあり、そこそこの飛距離を想像していたら、1番ホールで衝撃的なことが起きた。打ちおろしの360ヤードのパー4のホールだが、彼はグリーン上でパターをしている人達が終わってから打つというので「まさか」と思っていたら、本当にグリーンの手前まで飛ばせたのだから友人と共に唖然として固まることになった。
もう一人衝撃を受けた人がいた。キャディーさんで、彼女は飛ばし屋に対して「ずっと最後にショットしてくださいね」と頼んでいた。
あれからもう20年近く経つが、今でも割烹に立ち寄るとその時の話題が出る。考えてみればタイガー・ウッズ選手よりも飛距離があったので驚きである。
今日の写真は阿蘇の近くにあるゴルフ場。熊本で行われた講演の次の日、主催者がセッティングされたコンペに参加させていただいたら、始球式を担当することになって緊張した1番ホールである。
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