随分昔のことだが、スポーツ新聞社が主催するゴルフ大会に友人と出場したことがあった。かなりレベルが高いことで知られており、予選だけはクリアしたいと思って挑戦したものだが、最終ホールの「パー5」でティーショットが何かに当たったみたいで予想もしなかった方向へ飛び、そのホール担当のフォアキャディーさんの赤旗で「OB」ということが判明した。
お蔭でそのホールをダブルボギーとして後悔しながらホールアウトしたが、スコアカードを提出して大浴場に行き、上がってフロントで支払いを済ませてから帰る前に結果のボードを確認に行ったら、予想外に出場者のスコアが悪く、残り3組を残してひょっとしたら予選通過という可能性が出て来たのである。
友人とのそんな会話を聞かれた新聞社の人が、私のスコアを確認され、「残り3組ですから90%大丈夫でしょう。安心されてお帰りになり、明日の新聞を楽しみにしてください」と言われて喜んで戻って来たが、予選を通過したこととして他の友人や知人達と祝杯を上げ、次の日の朝に寺田町駅構内の売店に新聞を買いに行って確認したら、私の名前が掲載されておらず、1打差で落ちていたことが判明した。
結果として残り3組12人の中で私のスコアを上回る人が人おられたことになり、「不正があったのでは?」と慰めてくれた仲間もあったが、しばらくは祝杯までした話題で恥ずかしくも盛り上がることになった。
これも「勝手な思い込み」の一つだろうが、後味の悪い体験となっているし、「たら・れば」は通用しないが、最終ホールの「OB」が悔やまれることになった。
さて、ゴルフに関して意外なルールがあることに触れておこう。人工的な補助という行為が禁止されており、尾崎直道プロがマウスピースを使用していたことから失格になった出来事もあったが、寒い冬の時期にポケットの中に使い捨てカイロを入れておき、ボールを温める行為も失格の対象になるのである。
気温の高い時期に比べて飛距離が落ちると言われている冬季だが、あるコンペで前夜から湯の中にボールを浸して温めて持参する人物がおられてびっくりしたこともあった。
テレビの中継で女子ゴルフの4日間メジャー競技を放送していたが、韓国の選手が強くて日本人選手は及ばなかった。日本人の最高位は2位になった上田桃子プロだが、随分昔に彼女を特集する番組の中で、彼女が発言をした言葉に衝撃を受け、「この子はなんて愚かな発言を」と思ったら、それこそ次の日には大炎上して大変なことになって謝罪する事件に発展していた。
「バスケットボールやバレーボールをやっている人達が理解出来ません。ゴルフみたいにお金につながらないのに」なんて発言だったと記憶しているが、周囲に品格を教える人物がいなかったのだろうかと残念に思った。
女子プロのトーナメント観戦が楽しみという知人夫妻がおり、関西で行われる大会には欠かさないというのだからかなりのものだが、そんな夫妻がトーナメント会場で体験した出来事で2人のプロの明暗について語っていたことが印象に残っている。
スコアカードを提出する小屋の近くで待ち構え、済ませた選手にサインを願うという考え方だったが、お目当ての「古閑美保プロ」がやって来たのでお願いしたら、ハエを追っ払うような仕種をされて憤慨し、続いてやって来た「大山志保プロ」が丁寧に対応してくれたのでそれから「大山プロ」のファンになったというものである。
突然引退宣言をしてタレントみたいになってしまった「古閑」元プロだが、何か勿体ない気がした出来事でもあった。
今日の写真は北海道のニドムクラシックゴルフ場のレストラン。何度かラウンドしたことがあるが、ある年の研修会でゴルフをせずに「鷹ノ巣」と言われるログハウスの中間部にあるロビーで、一睡もせずに朝まで葬儀のことについて熱く語り合ったことが印象に残っている。
お蔭でそのホールをダブルボギーとして後悔しながらホールアウトしたが、スコアカードを提出して大浴場に行き、上がってフロントで支払いを済ませてから帰る前に結果のボードを確認に行ったら、予想外に出場者のスコアが悪く、残り3組を残してひょっとしたら予選通過という可能性が出て来たのである。
友人とのそんな会話を聞かれた新聞社の人が、私のスコアを確認され、「残り3組ですから90%大丈夫でしょう。安心されてお帰りになり、明日の新聞を楽しみにしてください」と言われて喜んで戻って来たが、予選を通過したこととして他の友人や知人達と祝杯を上げ、次の日の朝に寺田町駅構内の売店に新聞を買いに行って確認したら、私の名前が掲載されておらず、1打差で落ちていたことが判明した。
結果として残り3組12人の中で私のスコアを上回る人が人おられたことになり、「不正があったのでは?」と慰めてくれた仲間もあったが、しばらくは祝杯までした話題で恥ずかしくも盛り上がることになった。
これも「勝手な思い込み」の一つだろうが、後味の悪い体験となっているし、「たら・れば」は通用しないが、最終ホールの「OB」が悔やまれることになった。
さて、ゴルフに関して意外なルールがあることに触れておこう。人工的な補助という行為が禁止されており、尾崎直道プロがマウスピースを使用していたことから失格になった出来事もあったが、寒い冬の時期にポケットの中に使い捨てカイロを入れておき、ボールを温める行為も失格の対象になるのである。
気温の高い時期に比べて飛距離が落ちると言われている冬季だが、あるコンペで前夜から湯の中にボールを浸して温めて持参する人物がおられてびっくりしたこともあった。
テレビの中継で女子ゴルフの4日間メジャー競技を放送していたが、韓国の選手が強くて日本人選手は及ばなかった。日本人の最高位は2位になった上田桃子プロだが、随分昔に彼女を特集する番組の中で、彼女が発言をした言葉に衝撃を受け、「この子はなんて愚かな発言を」と思ったら、それこそ次の日には大炎上して大変なことになって謝罪する事件に発展していた。
「バスケットボールやバレーボールをやっている人達が理解出来ません。ゴルフみたいにお金につながらないのに」なんて発言だったと記憶しているが、周囲に品格を教える人物がいなかったのだろうかと残念に思った。
女子プロのトーナメント観戦が楽しみという知人夫妻がおり、関西で行われる大会には欠かさないというのだからかなりのものだが、そんな夫妻がトーナメント会場で体験した出来事で2人のプロの明暗について語っていたことが印象に残っている。
スコアカードを提出する小屋の近くで待ち構え、済ませた選手にサインを願うという考え方だったが、お目当ての「古閑美保プロ」がやって来たのでお願いしたら、ハエを追っ払うような仕種をされて憤慨し、続いてやって来た「大山志保プロ」が丁寧に対応してくれたのでそれから「大山プロ」のファンになったというものである。
突然引退宣言をしてタレントみたいになってしまった「古閑」元プロだが、何か勿体ない気がした出来事でもあった。
今日の写真は北海道のニドムクラシックゴルフ場のレストラン。何度かラウンドしたことがあるが、ある年の研修会でゴルフをせずに「鷹ノ巣」と言われるログハウスの中間部にあるロビーで、一睡もせずに朝まで葬儀のことについて熱く語り合ったことが印象に残っている。
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