俳句や短歌などの「五七調」は日本の文化だが、川柳が人気である。何かの新聞で読んで印象に残っているが、句そのものをはっきりと憶えていないので情けない話だが、それは次のような意味があったもので、思い浮かんだイメージなので間違っているかも。
「地に埋め 天国なんて これ如何に」「恋の字に 必ず入る下心」
随分前だが、新聞のテレビ番組の案内で考えられないタイトルがあった。「妊婦の愛人が殺害されて」とあったのだが、その内容を読んでみると相手の男性が殺害されたのではなく妊婦自身が被害者というドラマだった。それだったら「愛人の妊婦が殺されて」と書けば誤解されないのにと思ってしまう。
このタイトルでは100%勘違いしてしまうと思うが、テレビ番組の宣伝をするスタッフや新聞社がこんなミスを見逃してしまうとはびっくりである。
人気ドラマのシナリオ構成も簡単ではないよう。「相棒」のシリーズの最終放送で誰もが考えられないエンディングとなり、物議となっていることもある。
主人公の相棒が犯罪者だったという設定だが、これではシリーズの再放送が不可能となってしまう。そんな簡単なことを考えなかったとは信じられず、脚本を書いた作者もドラマの関係者も間違いなく「後悔」していると想像するが、「公開」してしまった後ではどうにもならないことに「やってしまった」と悔やんでいることだろう。
一方で、韓流ドラマの完結までの放送回数が多くて中々「終わり」を迎えないので知られているが、担当する監督が「紙芝居」のように次回に興味を抱かせようという仕掛けは韓流ならではのものだろうと思った。
さて、「白鷺城」という別称がある姫路城が今日から一般公開された。今日一日で1万人が入場したと報道していたが、工事が完成して真っ白になったその姿に「白過ぎ城」と揶揄する声も出ている。
姫路駅は外国人に人気がある。4車線の線路があって「のぞみ」が300キロで通過するのを撮影出来るからで、動画を収録しようとする人達の姿が多い。
乗車しているとあまり感じないが、駅のホームで通過する列車を目にすると轟音と共に凄まじい光景が目撃出来る。昨年に新尾道駅で「こだま」の到着を待っている時に「のぞみ」が通過したのを目にしたが、それは恐怖さえ感じる体験だった。
今日の午後9時のNHKニュースを観ていたら、フランスで墜落した飛行機の副操縦士について、操縦勤務を禁止すると命じた医師の診断書が存在した事実が判明したと伝えていたが、過去に「鬱病」を患っていたそうで、精神的な問題があったことが分かっても遺族の人達の憤りは解決不可能である。
「鬱病」について文献を読んだことがあるが、「鬱状態」にある時は行動的ではないが、少し改善しつつある時が危険で、悲劇の主人公みたいな心境に陥り、自殺する行動が起きることを指摘していた。
過去に羽田空港に着陸する日本航空の飛行機が、機長の異常な行動から海上に突っ込んだ事故が発生した出来事があったが、交通機関で乗客の命を左右する人達が精神的に問題があるとすれば恐ろしいことで、前述の新幹線でも対策がされているのだろうかと気に掛かる。
今日の写真は真っ白になった「姫路城」を。
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