昨夜のニュース・ステーションの中で石狩市からの中継映像が流されていた。びっくりするような積雪を背景に猛吹雪の状態だったが、そんな光景を目にしながらその地にある大規模な葬儀式場のことを思い出していた。
広い駐車場もあるし500人ぐらいの収容が可能なホールだったが、オープンの式典のプロデュースと司会を担当したご仏縁があるので懐かしかった。
北海道から九州まで全国各地に交流のある葬儀式場の存在があるが、そこには厳しい北国らしい設備がされていたので印象に残っている
玄関までの階段が積雪で凍ったら参列者の転倒の危険性があるところから、凍らないように地面そのものが温められるようにヒーター設備がされているものだが、そんな事実を知って我が大阪の地が恵まれた環境であることを再認識することになった。
そんな地に雪深い真冬に行った際の出来事で忘れられないことがあり、恥ずかしい体験だが紹介しておこう。
千歳空港から快速エアポートで札幌駅まで行き、そこで札沼線に乗り換えたのだが、2両連結のローカルチックなディーゼルカーでもちろん各駅停車であった。
目的の駅は「当別駅」で、乗車した列車のガラス窓は凍り付いており、外の景色を見るのが困難という状況になっていた。
各駅に停車してドアの開閉が行われることから車内の暖房が驚く程強く設定されており、シートの足下と座っている席は熱いぐらいのぽかぽか状態になっていた。
札幌駅から当別駅までは約1時間弱だったが、いつの間にかウトウトしてしまい停車した幾つかの駅の記憶も全く消えている状況に陥っていたのだが、ある駅に停車してドアが開いた際に何気なく窓ガラスを擦って外を確認したら。目に入って来たのが「別」の文字で、「到着している。ここで降りなきゃ乗り越してしまう」と考え、荷物を手に急いで飛び降りることにした。
ホームに降りると同時に扉が閉まり、列車が出て行ったが、下り線から上り線にある改札口へ行こうと袴橋に近付いて行ったら、自分の歩いている下り線のホームが「当別方面に向かう」側である表示が目に留まり、違う駅で降車してしまったことに気付いた。
列車の本数は1時間に1本程度のローカル線である。寒い中で立っている訳にも行かず、仕方なく改札口のある駅舎の方行くことにした。
改札口の人に切符を渡した時点で初めて3駅手前で降りてしまった事実に気付いたが、1時間も待っている訳も行かず、タクシーを利用することにして、公衆電話の横に案内されていたタクシー会社の電話番号を回した。
5分ほどでやって来たタクシー。目的地までは20分ぐらいを要することを知ったが、
その車内で教えて貰ったのがパウダー状のホワイトアウト現象で。石狩川沿いを走行して風が強まり始めた橋の上で全く前方の見えない危険な環境となった。
目的地で1時間を過ごす予定だったが、運転手さんの「どんどんひどくなりますよ」というアドバイスから30分に短縮し、待機して貰ったタクシーで札幌駅まで戻った出来事だった、
今日の写真は札幌と函館市内で見られる「ササラ電車」で、積雪のある時に竹串の箒を回転させて路面の雪を排除する電車である。
広い駐車場もあるし500人ぐらいの収容が可能なホールだったが、オープンの式典のプロデュースと司会を担当したご仏縁があるので懐かしかった。
北海道から九州まで全国各地に交流のある葬儀式場の存在があるが、そこには厳しい北国らしい設備がされていたので印象に残っている
玄関までの階段が積雪で凍ったら参列者の転倒の危険性があるところから、凍らないように地面そのものが温められるようにヒーター設備がされているものだが、そんな事実を知って我が大阪の地が恵まれた環境であることを再認識することになった。
そんな地に雪深い真冬に行った際の出来事で忘れられないことがあり、恥ずかしい体験だが紹介しておこう。
千歳空港から快速エアポートで札幌駅まで行き、そこで札沼線に乗り換えたのだが、2両連結のローカルチックなディーゼルカーでもちろん各駅停車であった。
目的の駅は「当別駅」で、乗車した列車のガラス窓は凍り付いており、外の景色を見るのが困難という状況になっていた。
各駅に停車してドアの開閉が行われることから車内の暖房が驚く程強く設定されており、シートの足下と座っている席は熱いぐらいのぽかぽか状態になっていた。
札幌駅から当別駅までは約1時間弱だったが、いつの間にかウトウトしてしまい停車した幾つかの駅の記憶も全く消えている状況に陥っていたのだが、ある駅に停車してドアが開いた際に何気なく窓ガラスを擦って外を確認したら。目に入って来たのが「別」の文字で、「到着している。ここで降りなきゃ乗り越してしまう」と考え、荷物を手に急いで飛び降りることにした。
ホームに降りると同時に扉が閉まり、列車が出て行ったが、下り線から上り線にある改札口へ行こうと袴橋に近付いて行ったら、自分の歩いている下り線のホームが「当別方面に向かう」側である表示が目に留まり、違う駅で降車してしまったことに気付いた。
列車の本数は1時間に1本程度のローカル線である。寒い中で立っている訳にも行かず、仕方なく改札口のある駅舎の方行くことにした。
改札口の人に切符を渡した時点で初めて3駅手前で降りてしまった事実に気付いたが、1時間も待っている訳も行かず、タクシーを利用することにして、公衆電話の横に案内されていたタクシー会社の電話番号を回した。
5分ほどでやって来たタクシー。目的地までは20分ぐらいを要することを知ったが、
その車内で教えて貰ったのがパウダー状のホワイトアウト現象で。石狩川沿いを走行して風が強まり始めた橋の上で全く前方の見えない危険な環境となった。
目的地で1時間を過ごす予定だったが、運転手さんの「どんどんひどくなりますよ」というアドバイスから30分に短縮し、待機して貰ったタクシーで札幌駅まで戻った出来事だった、
今日の写真は札幌と函館市内で見られる「ササラ電車」で、積雪のある時に竹串の箒を回転させて路面の雪を排除する電車である。
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