昨日の夕刊に掲載されていた広告にびっくりした。飛行機利用北海道往復で1泊2日の2日間ゴルフで「29800円」というものと、往復飛行機で鹿児島県の指宿と宮崎県の中心にあるホテル利用の2泊3日で「39800円」だったからで、どんな仕掛けが?とつい思ってしまった。
3年前、九州の親戚で不幸があり、往きは「みずほ」で復路は「さくら」のグリーン車を利用したら日帰り往復で5万円を少しオーバー。帰宅して夕刊の広告に往復グリーン車で「雲仙」と「黒川温泉」2泊3日で「50000円」とあったのでショックを受けた出来事もあった。
過去に書いたことがあるが、飛行機の料金は28種類もあり、旅行会社割り当ての破格料金があることは知っていたが、JRがなぜこんな料金になるのか不思議でならなかった。
最近は格安ホテルや格安旅館の登場も話題になっているが、上記のホテルや旅館は格安ではないところ。果たしてどの程度の料金で宿泊提供をしているのだろうかと興味を覚えた。
異常な価格と言えば香港エクスプレス航空が福岡と香港間で4月10日から14日までの搭乗で片道100円という記念セールを行っているし、春秋航空が就航記念として成田から広島、高松、佐賀間を737円で売り出していた。
期間は7月18日から8月31日となっていたが、この期間の中にも利用出来ない日があるようなので確認が必要である。
さて、「法宴」という言葉が存在している。これはホテル業界が法要を対象にしたサービス企画で、もう20年以上前から存在していた歴史があり、全国各地のホテルや旅館のHPでも表記されている事実がある。
宿泊した高級旅館のHPに白木祭壇の写真が掲載されており、何とお粗末なと驚いたこともあるが、「法宴」の「御斎(おとき)」だけを提供している高級料亭もあり、そこでは「ご遺影やご遺骨はご遠慮願います」とあったので信じられなかった。
多くのホテルから法宴の指導に招かれた歴史があるが、その際に話したことに次のようなことがあった。
「日本の文化は『神仏』と共食という考え方があり、神道では『直会(なおらい)』。仏教では『御斎(おとき)』と呼ばれますが、前者には『乾杯』。後者には『献杯』というしきたりがあります。『献杯』は無言で飲み物を目線で捧げるようにして偲ぶ行為だが、意外と大きな声で行われていることも少なくありません」
ある一流ホテルでご家族が決められた満中陰が行われた際、導師が会場に案内されたら更衣室の準備もなく片隅に衝立が置かれた場所で着替えをすることになったと憤慨されていた出来事もあったが、法宴は第一部の法要に重要な意味があることだけは理解しておきたいものである。
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