人気の高い近鉄の観光特急「しまかぜ」にはまだ乗ったことはないが、伊勢に行くことが多いのでいつかは利用することになるだろう。
そんな近鉄特急だが、随分昔に訴訟事件があったことを憶えている。原告は通勤で近鉄線を利用していた乗客で、被告は近鉄特急を走らせている近畿日本鉄道だった。
あまりにも特急が多く運転され、特急以外の電車を利用する人達に迷惑が及び、それで特急料金を聴取している行為が問題だというもので、当時は話題になったものだった。
判決は近鉄側の勝訴となったが、敗訴した人達の心情を理解して同情する人も多く、いつも特急電車が通過するのを駅で待たされる側の思いは誰もが感じていたようだった。
過日の「こだま」の利用は久し振りにそんな思いを感じることになった。西明石駅で2本。岡山駅で3本。福山駅で2本。合計7本の列車に追い抜かれ、その間に停車していた時間が合計で39分なのだから大変だ。
しかし、「こだま」は1時間に1本だけの運転で、「のぞみ」や「さくら」などを利用しても結果は何処かの駅で同じ「こだま」を待つことになってしまう。だから始発駅の新大阪駅からそのまま乗車する選択をした訳である。
東京駅を発車する「のぞみ」は時間帯によっては大阪環状線並みのダイヤで運転されているので驚くが、新幹線の「安全」という神話だけはいつまでも続いて欲しいと願っている。
昨日、来春に開業する北陸新幹線の料金が発表されていたが、航空運賃より少し安目に設定されているようで、空港での搭乗までの時間や欠航の問題を考えると新幹線派が強くなるが、飛行機が安全となれば速いことを歓迎する人もいるだろうし、雪のシーズンがどうなるのだろうかと心配している。
今日の写真は「北陸新幹線」を。ブルーの色が印象的である。
そんな近鉄特急だが、随分昔に訴訟事件があったことを憶えている。原告は通勤で近鉄線を利用していた乗客で、被告は近鉄特急を走らせている近畿日本鉄道だった。
あまりにも特急が多く運転され、特急以外の電車を利用する人達に迷惑が及び、それで特急料金を聴取している行為が問題だというもので、当時は話題になったものだった。
判決は近鉄側の勝訴となったが、敗訴した人達の心情を理解して同情する人も多く、いつも特急電車が通過するのを駅で待たされる側の思いは誰もが感じていたようだった。
過日の「こだま」の利用は久し振りにそんな思いを感じることになった。西明石駅で2本。岡山駅で3本。福山駅で2本。合計7本の列車に追い抜かれ、その間に停車していた時間が合計で39分なのだから大変だ。
しかし、「こだま」は1時間に1本だけの運転で、「のぞみ」や「さくら」などを利用しても結果は何処かの駅で同じ「こだま」を待つことになってしまう。だから始発駅の新大阪駅からそのまま乗車する選択をした訳である。
東京駅を発車する「のぞみ」は時間帯によっては大阪環状線並みのダイヤで運転されているので驚くが、新幹線の「安全」という神話だけはいつまでも続いて欲しいと願っている。
昨日、来春に開業する北陸新幹線の料金が発表されていたが、航空運賃より少し安目に設定されているようで、空港での搭乗までの時間や欠航の問題を考えると新幹線派が強くなるが、飛行機が安全となれば速いことを歓迎する人もいるだろうし、雪のシーズンがどうなるのだろうかと心配している。
今日の写真は「北陸新幹線」を。ブルーの色が印象的である。
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