中国の上海でドイツ製のリニア新幹線が走っている映像も観たが、それは１センチ浮上するだけで何かの問題が出る危険性があるが、日本のタイプは１０センチ以上も浮上するそうで、電動磁石「Ｓ極」「Ｎ極」の現象により、地震が発生しても安全性が高いと解説されていた。
記録した最高速度が時速５８１キロだったが、乗車する際も飛行機の搭乗口みたいな感じであることを初めて知った。
これからもテストを重ね、空気抵抗や騒音の対処に知恵が探究されるようだが、地上で最も速い乗り物であることは確かで、よくぞこんなものを発想したものだと感心した。
人類の叡智は想像をはるかに超越する。過日のノーベル物理学賞の受賞対象になったⅬＥＤもそうだが、人は素朴な疑問に興味を抱いてやがて挑戦することで意外な世界に到達する物語があるようだ。
さて、昨日、友人の経営する割烹のカウンターにいたら、何度か来られていた老夫婦が来店。御嶽山の犠牲者のことが話題になり、登山が好きで他人事とは思えないと涙を流されていた。
ご主人は多趣味で、その中に温泉巡りというものがあるそうだが、露天風呂ではなく「野天風呂」という自然の中の秘湯を巡ることがお好きと伺った。
そんな話題の中に「有馬温泉の湯が最高だよ」という持論を展開され、火山でもないのにどうして「金泉」「銀泉」が出るのか不思議だと言われていた。
有馬温泉の湯は昔から知られており、我が大阪からでも車で１時間ぐらいなので便利で、何度も立ち寄ったことがあるが、地方に在住する親戚が新婚旅行で昔の大火災に遭い、不幸にも犠牲になった出来事があるので忘れられない。
また、２０数年前のことだが、地方から来阪した人達と宿泊していたら、エアコンの吹き出し口近くで寝ていた子供が深夜に高熱を出し、救急車を要請して病院へ行った思い出もある。
今日の写真は何度か利用したことのある有馬グランドホテル。今月、地方から親戚の人達が訪れる予定のホテルである。
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