昨日の午前中に日本航空のコンピューターシステムに不具合が生じ、欠航を余儀なくされた便も多く、数時間遅れとなったことから機材の調達に影響が及び、今日も混乱が予想されていた。
韓国でフェリーの転覆事故が起きていたが、積載する車や荷物をどの部分に積み込むかはバランスのこともあり、それも一等航海士の重要な仕事だと何かの本で読んだことがあるが、今回の日本航空の不具合は、まさにその部分に関係する問題で、コンピューターが自動で計算してくれていたのが作動しなくなったので出発が出来なくなった訳である。
大阪伊丹空港から成田へ向かう3006便も3時間以上の出発遅れが発生、国際線への乗り継ぎが出来なかった人達もあったと想像するし、早目に到着してラウンジで過ごそうと予定していた人達が全く利用出来なかったケースもあった筈である。
空席の多い便でも、離陸して安定飛行に入るまでは席の変更移動が禁止されているのはそんなことが背景にあるからと言われ、飛行機をよく利用する人達の常識となっている。
登場したらいっぱい空席があり、3人並びの席なら横になれるとすぐに移動する人がいるが、客室乗務員から制止されるケースはそんな事情があるからで、本来なら着陸時にも元の席に戻るべきだろう。
最近のアメリカ国内はスマホの活用が出来なければ移動が難しいと言われている。交通機関のチケットの大半で導入されており、我々みたいなアナログ人間なら空港からタクシーを選択するしかないことになる。
空港の自動チェックイン機対応も高齢者は困惑するし、ネットでチェックインを済ませておく方法もあるので社会の仕組みの変化に付いて行けない人もあるかもしれない。
航空券もEチケットの時代になっているし、外国の鉄道を予約する場合にメールでEチケットが送信されて来ることもある。自動改札機を通るのにどうすればよい?なんて心配も生じるが、係員の存在する改札口を通れば済むことである。
飛行機のハイテク化が著しい。シートにセッティングされている画面に自身のスマホを送信すれば、内部の情報を画面で観ることが出来るし、退屈凌ぎにゲームでもすれば、機内の誰かと対戦出来ることも可能となっている。
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