旅の企画も様々だが、最近は豪華客船を組み込んだ国内のクルーズも増えている。1泊だけというのもあるし、10数日というのもあった。
そんな中、定期航路のフェリーを乗り継いで日本列島を一周する企画があった。9日間コースで19万円という設定だが、大阪からJRで敦賀へ行き、敦賀港から「新日本海フェリー」で苫小牧港へ。北広島のホテルに1泊して富良野の見学後に登別温泉宿泊。
次の日、小樽観光に出掛けて苫小牧に戻り、そこから「太平洋フェリー」で仙台へ。中尊寺参拝後に鳴子温泉に宿泊。次の日に松島観光を終えて昼過ぎに仙台港を「太平洋フェリー」で出航。名古屋に向かう。
その日の内に伊勢神宮に参拝後大阪南港まで戻り、「フェリーさんふらわー」で鹿児島県志布志港へ。桜島観光をして霧島温泉で宿泊。
霧島神宮参拝後に熊本まで行き、九州新幹線と山陽新幹線を「さくら」で新大阪に戻るというコースだった。
豪華客船「飛鳥Ⅱ」でのクルーズは、4日間で「日南花火クルーズと雲仙温泉」となっており、新幹線で熊本へ行き、フェリーで島原に渡って雲仙温泉に宿泊。祐徳稲荷神社参拝後に柳川「どんこ船」で見学後博多に向かい、夕方に博多港を「飛鳥Ⅱ」で出航。
次の日の13時に日南の油津港到着。バスでのオプショナルツアーで時間を過ごし、22時に出航。次の日の夕方に神戸港に到着というコースだが、18万円から42万円の6クラスが設定されている。
もう一つ4日間コースがあった。17時に「飛鳥Ⅱ」で神戸港を出港。次の日の朝8時に宿毛港入港。オプショナルツアーで時間を過ごして夕方5時に出航。
次の日の朝9時頃に博多港に到着。日田、九重などを観光して由布院温泉に宿泊。次の日は宇佐神宮に参拝後に小倉駅へ。「のぞみ」のグリーン車で新大阪へ戻るものだが、16万円から37万円の6クラスの設定がある。
「飛鳥Ⅱ」は5万トンの大きな船で、後者のコースは全室海側の部屋でバスタブがあるそうだが、高齢の夫婦に人気が高いことで知られている。
クルーズ船を利用する場合にはドレスコードについて確認をしておく必要がある。男性はダークスーツやタキシードの着用が義務付けられることも普通だし、女性にもそれなりのドレスの用意が求められることもある。
興味深いのは女性の和服のことで、国際航路の豪華客船の場合には「小紋以上」とか「訪問着」というような条件があるケースも存在している。
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