春休みに2人の孫がやって来たので熊野の方へ出掛けたが、ちょっと調べるだけで随分と交通費が節約出来る。我々夫婦は「ジパング倶楽部」の会員なので3割引きで得だと思っていたら、「和歌山フリーパス」という企画を利用するべきたったと後悔している。
出掛けたのは我々夫婦と高校生と小学生、つまり大人3名と子供1名となるが、通常料金なら大人片道「7210円」で、「ジパング倶楽部」の3割引きで往復しても「20190円」で、そこに高校生と小学生の分を加えると往復で「41820円」となる。
「和歌山フリーパス」なら大人一律往復で一人「9000円」で子供は特別で「3000円」なので合計「30000円」で済む訳である。
これには「和歌山フリーエリア」の3日間乗り放題という特典もあるのでびっくりだが、駅の窓口で「フリーパス」という言葉を伝えなければ窓口担当者は教えてくれないので不親切だ。
JRを利用する場合には様々な割引乗車券があるので購入する前に調べておかなくてはならない。「ジパング倶楽部」の会員だからと勝手に思い込んでいたことが今回の失敗で、「11820円」の無駄をしたことになる。
関東に在住しているところから飛行機で羽田へ帰ることになったが、送って行った伊丹空港で初めて知ったこともあった。小学生を保護者なしで搭乗させる場合、搭乗口まで一人だけ見送ることが出来るそうで、4月から高校生になる孫は保護者ではないのでそれが認められた。
受付窓口で予約番号を伝えて手続きをして貰ったら、「お一人だけ搭乗口まで」と言われて妻を行かせたが、専用のパスを貰って保安検査も受けるようになっていた。
3人を見送って空港内をウロウロしていたが、昨年にオーストラリアへ行く時にこの空港で体験した出来事を思い出した。1階の受付窓口で手続きを済ませて荷物を預け、ラウンジで過ごして出発15分前に搭乗口へ行ったら、しばらくすると私の名前を呼ぶアナウンスにびっくり。そこで搭乗口の受付へ「私ですが?」と伝えると、「成田空港では階段移動となりますが大丈夫でしょうか?」と聞かれた。
それは受付時に杖を手にする姿を見て搭乗口の担当者に連絡したらしいが、「手摺りさえあれば大丈夫です」と返した。
成田空港では俗に言われる沖合に駐機、タラップを降りてバスでターミナルまで移動。そこでの階段は大変だった。
もうすぐ1年を迎えるが、今の体調なら出掛けることを断念していただろう。随分と体力がダウンしたし、よくぞ思い切って出掛けたものだと思っている。
今日の写真は「瀞八丁」のジェット観光船の内部だが、乗船する時が大変だった。
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