
急ぐ旅でなければ「こだま」もよいもの。何より利用客が少ないので車内が静かである。各駅に停車して「のぞみ」などの優先列車に追い抜かれることさえ承知すれば気にならないが、さすがに新大阪と博多間では5時間以上を要するので遠慮する。
「こだま」の停車駅で待っている時に走行車線を「のぞみ」や「みずほ」が300キロの高速で通り過ぎる。その迫力たるや恐ろしい世界。思わず柱を握ってしまうようになる。
往路と複路でJRの切符で料金に差が生じた。どちらもジパング倶楽部の割引が利用出来たのだが、天王寺と新大阪間の自由席特急券が往路は新幹線との「乗り継ぎ割引」が適用されて「320円」だったのに、復路は「乗り継ぎ割引」がされずにジパング倶楽部割引だけで「420円」なのに、合計すると復路の方が「10円」安かったので不思議である。
往路で乗車した「くろしお」では車内検札に来なかったが、復路の「はるか」は新大阪を発車するとすぐにやって来た。
特急券を購入しておらず、車内で車掌から購入する人が結構多いが、7月に利用したオーストラリアの列車のように改札のない鉄道ならどうなるのだろうと考えていた。
さて、講演だが21本の編集ビデオを持参していたが、途中で収納していた手提げ袋が破損してしまい講演終了後は預けることにし、3日後ぐらいに宅配で送ってくれたらと頼んで来たが、その間で流せなかったビデオ映像で参考になればと思っている。
昔。お寺さんが遅れて来られたケースを何度か体験している。時間の勘違いもあればご体調の急変や高速道路の事故渋滞の巻き添えというのもあった。
そんな中でハプニングをハプニングでないようにと開式前に20分をアドリブのコメントでつないだ綱渡りみたいなこともあった。そんな事情を知らない研修に来ていた女性司会者が「大阪のお葬式は開式前にあんなことをされるのですね。最高でした」と感動していたが、それはお寺さんが遅れられたから仕方なく行ったと言う事実を伝えると唖然としいたのが印象に残っているが、今日の質疑応答で司会者なら絶対にやるべきことがあることをアドバイスしておいた。
もしもお寺さんが事故渋滞で「1時間遅れ」が確実となれば、参列者に情報提供を適宜伝えることも重要だが、すぐに限界を迎えてしまうのは当たり前のこと。そこで重要なのがお急ぎの方には焼香が可能なのように設備対応をすることも必要だし、絶対に押す巣s目なのが参列されている人達に呼び掛けて故人との思い出話を語っていただくこと。これなら30分や1時間を有意義に過ごせることになるし、参列者とご遺族の両方から喜ばれることになる筈である。
今日の写真は「こだま」500系6号車指定席で、元グリーン車だった車内である。
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