ホテルや旅館での宿泊で大変な目に遭った人達や、ホスピタリティの欠如したサービスに憤慨した人達が書き込む口コミのサイトがある。その中には信じられない体験談もあり、それが事実ならお気の毒にと同情するが、中には作為的な誹謗中傷や同業他社の書き込みと考えられるものもあり、ネット社会の到来の中でサイトの記事の真贋を見極めるスキルも重要となっている。
宿泊して期待外れだったというケースにはネットの情報を信じて利用したら「話が違った」ということも少なくないし、不満の大半が人的サービスに対するもので、担当したフロントスタッフと部屋係の仲居さんのパーセンテージが占める割合が高くなっている。
予約していたのに受けていないというトラブルも多く、旅行会社を通さずに公式ページから直接に予約したケースでは、航空会社の予約みたいに確認のメールを受信してプリントアウトして持参して行く必要もあるようだ。
テレビ番組で採り上げられて有名になった旅館があるが、そこはアンケートへの書き込みノートが設置されているのだが、氏名、住所、職業、電話番号、メールアドレスの項目があり、利用客の誰もが覗けるので個人情報がどうなっているのと衝撃を受けた。
番組を観て興味を抱き、期待して利用したら全く違っていたと怒りをぶつけるように口コミサイトに書き込みをしていた人もあるし、車のキーをフロントに預けたのに紛失してしまったという不祥事も紹介されていた。
ある有名な老舗旅館に宿泊、降りしきる雪の中でこの旅館の売り物という大きな露天風呂に入っていたら、雪が小降りになって見えたのは真向かいの旅館に並んでいる客室。これはないだろうと思いながら雪が強くなるまで入っていたら気分が悪くなってしまったというのもあった。
また、女性が体験された腹立たしいケースが紹介されていた。一つは女性が露天風呂に入っていたら覗きに来た男性客がいて大騒ぎになったことで、もう一つは朝風呂に女性が入っていたら、男性スタッフが清掃用具を手に突然入って来たというものだが、それは館内の案内掲示にあった清掃のための閉鎖時間の1時間前のことだったので驚きである。
湯河原温泉で知られる和風旅館での出来事。こじんまりとした浴場に入っているといきなり中学生ぐらいの男の子が服のままで覗いている、しばらくすると出て行ったが、今度は女性の浴場へ行ったことから大騒ぎ。夕食時に女将さんが「中国の家族連れで申し訳ございません」と平謝り。この旅館の朝食の玉子料理は有名で、数年前にある航空会社のビジネスクラスの機内食でコラボされていたぐらいなので残念だった。
これまでに全国各地に出掛けて多くのホテルや旅館を利用したが、感動したサービスもあったし、信じられないヒューマンエラーでびっくりしたこともあった中、設備の不備によるハプニングから危うく命を落としていたかもしれない体験もしている。
それについては過去に書いたことがあるので省くが、いやはや今日あることは幸運であると手を合わそう。
今日の写真は過日に続いて熱海の旅館「さくらや」だが、和風のメゾネットタイプでこの食事処の奥に見える階段を上がると部屋になっている。この旅館は初孫がアメリカに行ってしまう前に利用したのでもう10年以上も前になるが、渋滞から娘が随分と遅れたのに、旅館側が遅れた時間に合わせて食事を対応してくれたので印象に残っている。
宿泊して期待外れだったというケースにはネットの情報を信じて利用したら「話が違った」ということも少なくないし、不満の大半が人的サービスに対するもので、担当したフロントスタッフと部屋係の仲居さんのパーセンテージが占める割合が高くなっている。
予約していたのに受けていないというトラブルも多く、旅行会社を通さずに公式ページから直接に予約したケースでは、航空会社の予約みたいに確認のメールを受信してプリントアウトして持参して行く必要もあるようだ。
テレビ番組で採り上げられて有名になった旅館があるが、そこはアンケートへの書き込みノートが設置されているのだが、氏名、住所、職業、電話番号、メールアドレスの項目があり、利用客の誰もが覗けるので個人情報がどうなっているのと衝撃を受けた。
番組を観て興味を抱き、期待して利用したら全く違っていたと怒りをぶつけるように口コミサイトに書き込みをしていた人もあるし、車のキーをフロントに預けたのに紛失してしまったという不祥事も紹介されていた。
ある有名な老舗旅館に宿泊、降りしきる雪の中でこの旅館の売り物という大きな露天風呂に入っていたら、雪が小降りになって見えたのは真向かいの旅館に並んでいる客室。これはないだろうと思いながら雪が強くなるまで入っていたら気分が悪くなってしまったというのもあった。
また、女性が体験された腹立たしいケースが紹介されていた。一つは女性が露天風呂に入っていたら覗きに来た男性客がいて大騒ぎになったことで、もう一つは朝風呂に女性が入っていたら、男性スタッフが清掃用具を手に突然入って来たというものだが、それは館内の案内掲示にあった清掃のための閉鎖時間の1時間前のことだったので驚きである。
湯河原温泉で知られる和風旅館での出来事。こじんまりとした浴場に入っているといきなり中学生ぐらいの男の子が服のままで覗いている、しばらくすると出て行ったが、今度は女性の浴場へ行ったことから大騒ぎ。夕食時に女将さんが「中国の家族連れで申し訳ございません」と平謝り。この旅館の朝食の玉子料理は有名で、数年前にある航空会社のビジネスクラスの機内食でコラボされていたぐらいなので残念だった。
これまでに全国各地に出掛けて多くのホテルや旅館を利用したが、感動したサービスもあったし、信じられないヒューマンエラーでびっくりしたこともあった中、設備の不備によるハプニングから危うく命を落としていたかもしれない体験もしている。
それについては過去に書いたことがあるので省くが、いやはや今日あることは幸運であると手を合わそう。
今日の写真は過日に続いて熱海の旅館「さくらや」だが、和風のメゾネットタイプでこの食事処の奥に見える階段を上がると部屋になっている。この旅館は初孫がアメリカに行ってしまう前に利用したのでもう10年以上も前になるが、渋滞から娘が随分と遅れたのに、旅館側が遅れた時間に合わせて食事を対応してくれたので印象に残っている。
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