ネット社会の中で個人情報が漏洩する危険性が高まっている。ヤフーの偽サイトまで登場していたというのだから驚きだが、便利な裏側に危険がいっぱいあることも忘れてはならないだろう。
クレジットカード―をネットで初めて使用したのは初孫へプレゼントを贈りたかったからで、アンパンマンの大きな縫いぐるみを購入していた。
当時に個人情報なんて言葉もなかったし、ネットバンクの存在もなかったが、この数年でのネット社会の進化は著しいようで、どこから我が家の住所をなんて不思議に思えるパンフレットが届くこともある。
代引きでサプリメントを購入したことがあるが、それから数十通のメールが届いている。最初は「いかがでしたか？」「何か変かは？」なんて内容だったが、いつの間にか健康情報というＣＭになっている。
届く度に削除しているが手間が掛かるので迷惑である。そうそう過日の旅行で日本航空を利用したが、マイレージが貯まったからかもしれないが、週に一度は旅行の企画案内メールが届いている。
数日前、我が家のガスコンロの調子が悪くなった。大阪ガスの担当者に依頼して確認して貰ったら「寿命です」と言われてしまった。そこで仕方なくサービスショップに来て貰って話をしたら、予定外の湯沸かし器、換気扇、コンロの３点工事となってしまった。何しろガスなので問題が発生したら大変だという思いがあるが、思わぬ出費となってしまった。
様々な書類に書き込まなければならないが、担当者から「個人情報になりますが」との言葉を何度も聞かされ、それだけ世の中が神経質になっておるのかもしれないが、何か窮屈になったような気もした。
過日のニュースにびっくりするものがあった。燃料電池の電気自動車を奨励するために、購入者に対して政府が２００万円から３００万円の補助金を出すというもので、７００万円ぐらいする車なのでそれだけの補助があれば興味を抱く人が多いだろうと想像するが、赤字国債ばかり発行している状態で果たして大丈夫なのだろうかと心配する。
今日の写真は私がこの世に生を享けた１９４７年製の電気自動車。ネーミングは「たま」だそうである。
コメントはこちらから
あなたの心に浮かんだ「ひと言」が、誰かやあなた自身を幸せに導くことがあります。
このコラム｢便利でも｣へのコメントを投稿してください。