17時22分、自宅にいると異変を感じた。間違いなく地震だと思っていたら、5分ほどしたらテロップで大阪府北部を震源とする地震で、我が生野区では震度1と表記されていた。
ベランダ側のガラス扉がガタッと音がしたが、近くを走る幹線道路で大型トラックが道路の凹んだ部分を通る時にも同じような揺れを感じるので紛らわしくても、今日の揺れは間違いなく地震と感じた。
昼前、北海道の仲間から電話が。不思議なご仏縁に結ばれる友人のお母さんのご逝去を知らせてくれた。お母さんとは一緒に食事をしたこともあるので一入強い思いで偲ばれるが、お詠みになった歌集を拝読させていただいたこともあり、純日本的で気品を感じる素晴らしい女性だった。北国に向かって静かに手を合わせた。
明日は随分前から予定していた他府県行きがあるので北海道には行けないが、取り急ぎメールで思いを送信した。
韓国で起きた転覆事故はあまりにも衝撃的な出来事だが、韓国全土が無力感に包まれ、まるで喪に服するような状況になっているようで、当分の間は修学旅行も行われないと報じられていた。
そんな中、初孫が修学旅行で関西に来ているが、面会に行きたいが本人が恥ずかしがるようなので行かないことにし、良い思い出を残して帰って欲しいと願っている。
私の小学校6年生の修学旅行は関西定番の伊勢方面だったし、中学校は関西汽船を利用して香川県高松市に行き、栗林公園や屋島を訪れたが、上から白っぽい皿を投げたことも懐かしい。
瀬戸物の白い皿を投げるゲームみたいなものは全国各地にあるようで、落語の「愛宕山」にもそんな光景が盛り込まれているので興味深く思っている。
誰かが発想して観光名物みたいに定着したものだろうが、ただ投げるだけではなくテクニックを要するので簡単ではなかったと記憶している。
先日、団参で四国へ行ったが、その際に同行された方が屋島で皿投げをされた体験談を話され車内で盛り上がったが、やはり中学校の修学旅行で来られていたそうだった。
昨日のニュースで衝撃だったのは認知症の方が徘徊されている中で線路に入り込んでしまい、列車事故に巻き込まれ、鉄道会社から遺族へ賠償金が請求され、支払うべきという判例が出たことだった。
今日のニュースで考えさせられたのは、大事故などで責任を訴追されるべきという「企業罰」の発想で、福知山線事故や東京電力の原発事故なども対象となる法案改正の問題である。
イギリスでは鉄道事故の火災事故から法律が出来たそうだが、地下鉄の防犯カメラが8600台も設置され、事故が起きれば企業責任が問われることから経営者側が安全運航に対する取り組みに変化が生まれたようである。
前号の結びで書いたことだが、交通機関に携わる全ての人は、自分の家族が利用する思いを抱いて整備や運航をして欲しいものである。
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