「トワイライト・エクスプレス」のラストランが12日にあったが、13日は寝台特急「北斗星」のラストランで、停車駅に多くの鉄道ファンがその姿を撮影しようと殺到しているニュースがあった。
「乗り鉄」「撮り鉄」「録り鉄」「葬鉄」という呼称があるマニアの世界だが、随分昔に前方を走行する列車が人身事故に遭遇し、北斗星が6時間も遅れて上野駅に到着した出来事で、払い戻しを受けられる特急券を払い戻さず記念に持ち帰ったマニアもいるのでびっくりだが、家の中に鉄道関連グッズがいっぱいという鉄道ファンもあり、想像以上に奥深い世界があるようだ。
「北斗星」が運転されることになったのは昭和63年だったそうだが、しばらくして利用したことがあり、車内で社員の土産に北斗星のロゴの入った懐中時計を購入したのだが、自分の物を名古屋のホテルで行われた講演の際に忘れてしまい、気付いて10分後に会場へ戻ったが、発見出来なかったので残念な思い出となっている。
演台や司会台に置ける懐中時計は便利で、お通夜や葬儀で腕時計を見る行為は抵抗感が生じることもあり、それこそ重宝出来る代物だった。
葬儀という仕事ではスリーピースやモーニングが制服みたいになっていたが、どちらもチョッキの存在があり、そのポケットに鎖の長い懐中時計を入れておくのも習慣的な日課として定着していたのでその後は自分のミスでも愕然となってしまった。
それにしても札幌と上野間を17時間以上も要するのだから大変。一度はと憧れていたので札幌での講演の際に利用したが、青函トンネル内で現実に戻り、その後は北海道へは嫌いな飛行機を覚悟するようになった。
「北斗星」の車内にも「トワイライト・エクスプレス」のようなレストランカーが連結され、乗車券購入時に予約券を申し込まなければならないが、横揺れすることさえ覚悟すれば優雅な雰囲気が味わえる空間となっていた。
日本全国に出掛けた歴史があり、存在していた大半の特急列車を利用していたし、いつも時刻表を記憶するぐらいだったので、今みたいにネット社会でなかった中で随分と役立ったものである。
東海道、山陽新幹線を1週間で5000キロを走行したということもあったし、博多からの最終の「のぞみ」と、小倉からの最終の「のぞみ」で、新大阪まで自分の号車に一人だけという寂しい体験もしている。
過去にこの「幸せ列車」で書いたことがあるが、東京から帰阪する「のぞみ」でうつらうつらとしてしまい、ハッとしたら新大阪駅で、バッグだけを手にして飛び降り、ホームからエスカレーターで降りている時に網棚に置いた忘れ物に気付き、下りのエスカレーターを遡ってホームに戻り、車内へ入ったら扉が閉まって岡山行きということになった出来事もあったが、その光景を目撃されていた専務車掌さんが「お忘れ物があったようですね」と言われて、「誤乗証明」という処理をしてくれたお蔭で料金も不要で、岡山から「こだま」で帰阪した恥ずかしい体験もあった。
さて、今日のBSの旅番組で「津軽海峡一周400キロ」というのを観た。何処かで記憶あるようなと思っていたらびっくり、函館の「清雅舎」のHPにリンクされている「湯の川温泉「の「竹葉新葉亭」で、私のお気に入りの旅館だった。
この番組を観る前に偶然に管理人さんと喫茶店でコーヒータイムを過ごしており、そこでこの旅館のことが話題になっていた事実にも驚いたが、人生に於けるご仏縁とは本当に不思議なものである。
そんなところから今日の写真は竹葉新葉亭の大浴場を。
「乗り鉄」「撮り鉄」「録り鉄」「葬鉄」という呼称があるマニアの世界だが、随分昔に前方を走行する列車が人身事故に遭遇し、北斗星が6時間も遅れて上野駅に到着した出来事で、払い戻しを受けられる特急券を払い戻さず記念に持ち帰ったマニアもいるのでびっくりだが、家の中に鉄道関連グッズがいっぱいという鉄道ファンもあり、想像以上に奥深い世界があるようだ。
「北斗星」が運転されることになったのは昭和63年だったそうだが、しばらくして利用したことがあり、車内で社員の土産に北斗星のロゴの入った懐中時計を購入したのだが、自分の物を名古屋のホテルで行われた講演の際に忘れてしまい、気付いて10分後に会場へ戻ったが、発見出来なかったので残念な思い出となっている。
演台や司会台に置ける懐中時計は便利で、お通夜や葬儀で腕時計を見る行為は抵抗感が生じることもあり、それこそ重宝出来る代物だった。
葬儀という仕事ではスリーピースやモーニングが制服みたいになっていたが、どちらもチョッキの存在があり、そのポケットに鎖の長い懐中時計を入れておくのも習慣的な日課として定着していたのでその後は自分のミスでも愕然となってしまった。
それにしても札幌と上野間を17時間以上も要するのだから大変。一度はと憧れていたので札幌での講演の際に利用したが、青函トンネル内で現実に戻り、その後は北海道へは嫌いな飛行機を覚悟するようになった。
「北斗星」の車内にも「トワイライト・エクスプレス」のようなレストランカーが連結され、乗車券購入時に予約券を申し込まなければならないが、横揺れすることさえ覚悟すれば優雅な雰囲気が味わえる空間となっていた。
日本全国に出掛けた歴史があり、存在していた大半の特急列車を利用していたし、いつも時刻表を記憶するぐらいだったので、今みたいにネット社会でなかった中で随分と役立ったものである。
東海道、山陽新幹線を1週間で5000キロを走行したということもあったし、博多からの最終の「のぞみ」と、小倉からの最終の「のぞみ」で、新大阪まで自分の号車に一人だけという寂しい体験もしている。
過去にこの「幸せ列車」で書いたことがあるが、東京から帰阪する「のぞみ」でうつらうつらとしてしまい、ハッとしたら新大阪駅で、バッグだけを手にして飛び降り、ホームからエスカレーターで降りている時に網棚に置いた忘れ物に気付き、下りのエスカレーターを遡ってホームに戻り、車内へ入ったら扉が閉まって岡山行きということになった出来事もあったが、その光景を目撃されていた専務車掌さんが「お忘れ物があったようですね」と言われて、「誤乗証明」という処理をしてくれたお蔭で料金も不要で、岡山から「こだま」で帰阪した恥ずかしい体験もあった。
さて、今日のBSの旅番組で「津軽海峡一周400キロ」というのを観た。何処かで記憶あるようなと思っていたらびっくり、函館の「清雅舎」のHPにリンクされている「湯の川温泉「の「竹葉新葉亭」で、私のお気に入りの旅館だった。
この番組を観る前に偶然に管理人さんと喫茶店でコーヒータイムを過ごしており、そこでこの旅館のことが話題になっていた事実にも驚いたが、人生に於けるご仏縁とは本当に不思議なものである。
そんなところから今日の写真は竹葉新葉亭の大浴場を。
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