毎週「月曜日」は楽しみにしている音楽番組がある。BSの「フォレスタ」だが、シンプルなピアノ伴奏が時折に連弾で演奏され、歌っておられる男性陣や女性人全てが高レベルな声楽力があるのでずっと前からファンになっている。
この番組を提供しているスポンサーは非破壊検査株式会社で、「金子みすゞ」さんの詩を使われていることがあるので歓迎である。
背景の照明も中々のもので、これこそ大人の番組と思っているが、昨日は懐かしい曲が多かった。
水原弘さんの大ヒット曲や「ゴッドファーザー」「この胸のときめきを」が選曲され、エンディング曲は「マイウェイ」だった。
管理人さんが10年前の「独り言」を掲載くださっているが、その頃は多くのコンサートのプロデュースや司会を担当していた。「ラテンと三味線」「「ラテンとヴァイオリン」「ハーモニカ」「琴」「ミュージカル」「ジャズ」なども行ったが、ある時200人ぐらいの来場者に司会のコメントで「ここで歌ってみたい方はおられますか?カラオケ大会でもやってみようかなと考えています。もしもご参加くださる方がいらっしゃったら、事務所のスタッフに住所とお名前、電話番号、歌われる曲名をお願いします」と言ったことが大変なことに。それから数日で80人以上の申し込みがあったからだ。
当時はカラオケがブームだったが、音響に対する敏感な方もおられ、ここで歌ってみたいという思いがきっかけということもあった。
プロ級の歌唱力の人もおられたし、専用の衣装まで準備されてびっくりしたこともあったが、伊豆大島のアンコ椿の衣装が印象に残っている。
カラオケ大会は3回の開催となったが、全曲ナレーションを創作して組み入れたので驚かれたのは言うまでもないが、高齢の女性が「岸壁の母」を歌われ、その台詞のうまさに来場者が拍手で盛り上がっていた。
司会の合間に余興として日本航空のジェットストリーム「城達也さん」やNHKのプロジェクトⅩの「田口トモロヲさん」のイメージを体験いただいたら、「あなたどんな経歴があるの?」と驚嘆されたことも面白かった。
カラオケ大会はいつも満席であふれるように来場者があり、300人を超えたこともあった。友人や知人の方々が応援に来られることも多かったが、カラオケ同好会のメンバーさん達の参加もあり、音響の心地良さが噂となって申し込みが増えた背景もあった。
「ナレーションてどんなもの?」と思われる方もおられるだろうが、歌詞を見ながらイメージを描いて言葉を創作するもので、伝わり易いように「五七調」に拘っていた。
結びにそんな一つを紹介しておこう。曲名は「兄弟仁義」である。
「親に言葉も聞かない奴が、義理に命を賭けて生きて行く。辛いものだよ仁義の世界。意地も度胸も五分と五分。一つ盃飲み分けた、男同士の胸の中、所詮他人にゃ分かるまい」
今日の写真は日本航空「771便」の機内食の前菜を。
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