今日の「独り言」で航空会社のCA教育担当者と一緒に講師を担当した体験談を書いたが、国際線の飛行機に搭乗中に体験した二つの出来事を紹介しよう。
まずはデルタ航空の夕食時でのこと。搭乗するまでに機内サービスについてネットで調べていたら「お好きな時にお好きな物を」とあったので楽しみにしていたが、食事が終わってからワインでも飲むかと考えメニューを見ていたら、夕食を片付けに来たCAがテーブルのナフキンを手にした瞬間、ニコッと笑って「おやすみなさい」と言われたので到着前に出される朝食まで寝るしかなかった。
次は、シドニーから成田まで利用した日本航空772便の機内でのこと。前にも書いたが、日本航空の機内では「うどんですかい」「そばですかい」「らーめんですかい」のカップヌードルタイプの麺類が提供されているのだが、深夜の寝る前にちょっと話の種にと「そばですかい」を頼んだのだが、担当してくれたCAは「かしこまりました」と気持ちよく対応してくれ、しばらくするとナフキンをテーブルの上に敷いてくれ、その中央にかわいいカップ麺を置き、「3分間お待ちください」と言われた。
この対応に関してみなさんはどのようにお感じになるだろうか。搭乗客が目の前に置かれたカップ麺を目にしながら3分間の「おあづけタイム」を過ごすよりも、準備するギャレーで3分置き、すぐに食べられるようにして「お待たせいたしました」と持って来てくれる方がサービスしては大切ではと思った体験であった。
反対側の席にいた大きな体格の人物が、3種類を一度に頼んで食べていたが、量としては一口サイズより少し多目という程度で、3種類でも問題なく食べられるものだった。
「すかい」は「SKY」に引っ掛けた言葉だが、CAに頼んでいた人が多かった。
機内は気圧の関係からアルコールで酔う度合いも高くなるし、味付けを薄く感じるところから機内食の味付けは濃くしてあると言われているが、退屈な時間を過ごす中で映像を観たり音楽を聞くこともよいが、飲めなくなった私にはアイスクリームなどを頼むことが楽しみとなり、過日の新幹線の車内でもアイスクリームを食べた。
そうそう、山陽新幹線の車内のワゴン販売で昔からいつも買っていた物がある。昔は箱入りだったが今は中身が見える袋になっている。商品名は「函館こがね」で中身は裂きイカである。
ある時5個買って友人にプレゼントしたら、ずっと頼まれることになった代物だが、ご乗車された際に是非お試しをとお勧め申し上げる。
外国に行くにはどうしても飛行機を利用しなければならないが、ツアーではない個人旅行しかしない体験からすると、機内で配られる入国カードに書き込む時は大変で、調べておいた情報の資料を見ながら書き込むが、入国審査の光景を思い浮かべながら緊張するひとときとなる。
国によっては服用する薬に厳しいところもあり、中には医師の処方箋を携行しておかなければならないこともあるので要注意で、私のようにびっくりする種類の薬を服用している者には命を左右する問題でもあるので大変だ。
今日の写真は日本航空の「そばですかい」の再掲を。
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