ある旅館の番頭さんが開設しているブログを訪問した。そこに興味深い記述があった。旅館を予約するなら紹介ビジネスを通さずに直接するべきと書かれている。その理由として手数料を20%から25%も課されるからで、それだけお客さんへの対応内容が落とされることは否めないということだった。
ホテルや旅館のHPを検索してみると、紹介ビジネスがトップページに並んでいることもあり、目的のHPが「公式」という冠が表記されていても2ページ目に出て来ることは前にも書いたが、紹介するビジネスは、昔は地元の観光案内所や旅行会社で、それらを「リアル・エージェント」と称し、ネット社会の到来によって登場したトラベル紹介会社を「サイバー・エージェント」と呼ぶことも知った。
ホテルや旅館の関係者が情報を交換している世界に面白い事実が紹介されていた。最も神経を遣うお客さんは「直接予約」だそうで、様々な情報から選択してくれていることも想定され、悪い印象を持ったらネットの世界で何を書かれるか分からない恐れもあるし、満足したらその逆もあるということだった。
エージェントからの紹介で神経を遣うのはやはり大手の「JTB」だそうで、送客の人数から考えると絶対に敵に出来ない存在だそうである。
ネット社会には「食べログ」みたいな情報サイトがあるが、身内で書き込んだり同業のことを悪く書いたりする行為も多く、その信憑性は疑わしく、ホテルや旅館の「サイバー。エージェント」からの紹介では、口コミ可能となっているのは実際に紹介をした利用客のみとなっていることが多い。
しかし、上述の手数料を負担して作為的に書き込むケースもあり、これらの口コミ情報も信憑性が怪しくなっている。
書き込みでとんでもない炎上になっているケースも少なくない。ある温泉旅館の利用者が悪口を口コミサイトに投稿したら、旅館側が最悪の行為をされた客だったと対応し、両者のやりとりがエスカレートして話題になっていたものである。
またあるペンションを利用した客が口コミサイトに「4星」の評価をしたら、予約時に連絡先として記載していた携帯に電話が掛かって来て、「誰もが『5星』の評価をしてくれているのにどこが気に入らないのだ。お蔭で平均評価が下がる」と強い口調で抗議があったという出来事だった。
驚いた客が様々な方面で情報を集めたら、そのペンションは「5星」以外を書き込んだ人達に強迫的な電話をすることで有名で、無理に「5星」に変更させられた事実があることを知り、それを別の世界で公開して一気に話題が広まったということも起きていた。
誰もが悪評を口コミされることは嫌だろうが、人それぞれに性格が異なるのも事実だし、一方は「静寂」を好むし、一方は「賑やかな」館内を好むこともあるのだから全てを満足させることは容易ではない。
食事にしたって「量」「料」「質」という問題があるので複雑だし、宿泊先の選択はしっかりと情報を調べて後悔をしないようにありたいものだが、苦情や不満を投稿している人達に共通しているのは基本的な設備の不備と、スタッフの接客態度が大半であった。
今日の写真は随分昔に利用したことのある鹿児島県霧島の林田温泉のホテル。現在は「いわさき」グループが運営するホテルになっているが、広い階段状になったホールで生演奏を聞きながら夕食したことが印象に残っている。
ホテルや旅館のHPを検索してみると、紹介ビジネスがトップページに並んでいることもあり、目的のHPが「公式」という冠が表記されていても2ページ目に出て来ることは前にも書いたが、紹介するビジネスは、昔は地元の観光案内所や旅行会社で、それらを「リアル・エージェント」と称し、ネット社会の到来によって登場したトラベル紹介会社を「サイバー・エージェント」と呼ぶことも知った。
ホテルや旅館の関係者が情報を交換している世界に面白い事実が紹介されていた。最も神経を遣うお客さんは「直接予約」だそうで、様々な情報から選択してくれていることも想定され、悪い印象を持ったらネットの世界で何を書かれるか分からない恐れもあるし、満足したらその逆もあるということだった。
エージェントからの紹介で神経を遣うのはやはり大手の「JTB」だそうで、送客の人数から考えると絶対に敵に出来ない存在だそうである。
ネット社会には「食べログ」みたいな情報サイトがあるが、身内で書き込んだり同業のことを悪く書いたりする行為も多く、その信憑性は疑わしく、ホテルや旅館の「サイバー。エージェント」からの紹介では、口コミ可能となっているのは実際に紹介をした利用客のみとなっていることが多い。
しかし、上述の手数料を負担して作為的に書き込むケースもあり、これらの口コミ情報も信憑性が怪しくなっている。
書き込みでとんでもない炎上になっているケースも少なくない。ある温泉旅館の利用者が悪口を口コミサイトに投稿したら、旅館側が最悪の行為をされた客だったと対応し、両者のやりとりがエスカレートして話題になっていたものである。
またあるペンションを利用した客が口コミサイトに「4星」の評価をしたら、予約時に連絡先として記載していた携帯に電話が掛かって来て、「誰もが『5星』の評価をしてくれているのにどこが気に入らないのだ。お蔭で平均評価が下がる」と強い口調で抗議があったという出来事だった。
驚いた客が様々な方面で情報を集めたら、そのペンションは「5星」以外を書き込んだ人達に強迫的な電話をすることで有名で、無理に「5星」に変更させられた事実があることを知り、それを別の世界で公開して一気に話題が広まったということも起きていた。
誰もが悪評を口コミされることは嫌だろうが、人それぞれに性格が異なるのも事実だし、一方は「静寂」を好むし、一方は「賑やかな」館内を好むこともあるのだから全てを満足させることは容易ではない。
食事にしたって「量」「料」「質」という問題があるので複雑だし、宿泊先の選択はしっかりと情報を調べて後悔をしないようにありたいものだが、苦情や不満を投稿している人達に共通しているのは基本的な設備の不備と、スタッフの接客態度が大半であった。
今日の写真は随分昔に利用したことのある鹿児島県霧島の林田温泉のホテル。現在は「いわさき」グループが運営するホテルになっているが、広い階段状になったホールで生演奏を聞きながら夕食したことが印象に残っている。
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